なべラボ

Netbook U100とAspire Oneの比較

2009年もネットブックに注目が集まっている。当ブログの「2008年冬のネットブック事情」と「2008年冬のネットブック事情2」の記事のアクセス数が多くなっている。
なべは今まで PanasonicのLet'snote R6 (CF-R6)を使用していたが、今回、話題のネットブックへの乗換えに挑戦してみた。 CF-R6はLet'snoteの中でも小さい分類で、液晶サイズが10.4型のXGA (1024×768ドット)で、重量は940gとネットブックよりも軽い。格安のネットブックと比較するには少し手加減が必要なハイクラス・ノートかも知れない。
Wind Netbook U100 VogueCF-R6の不満点は、それまでCF-R2などを使ってきたので、R3以降、分厚くなってしまった印象があったことだ。
しかし、CF-R6とWind Netbook U100を並べてみると予想よりU100が大きく、厚みもCF-R6とほとんど変わらない。ネットブックに対し、勝手に「小さい」という先入観を持っていたので、この時点でかなりガッカリきてしまった。
Wind Netbook U100 Vogue
それと、U100のブラックは表面がツルツルなので、脂性のなべが触ると指紋が着いて汚くなってしまう。まぁ、これはしょうがないが・・・。
Wind Netbook U100 Vogueまた、なべの特徴的な使い方として、前に「FMV LOOX Uの思い出」にも書いたが、外部ディスプレイの積極利用がある。画像編集やExcel編集はもちろん、メールを書くのにも外部ディスプレイは重宝する。しかし、Wind Netbook U100の場合、外部ディスプレイが非常に暗く、文字が読みにくいほどだ。ディスプレイ側で最大明度に上げても暗い。さらに画面のチラつきが大きく、視聴に耐えないので、外部ディスプレイをつないで常用するのは難しいと感じた。 ネットブックはもともとサブ・ノートとして活用するのを想定されているので、外部ディスプレイとかの調整は甘いのかも知れない。

Wind Netbook U100 Vogue今度は、タイトルにもある通り、同じネットブックのAcer Aspire Oneと比較してみる。並べてみると、MSI Wind Netbook U100の方が大きく感じる。これで、液晶サイズが両方とも同じXGAなのだから驚きだ。
Wind Netbook U100 Vogue

Wind Netbook U100 Vogue厚みは圧倒的にAspire Oneの方が薄い。写真ではずれているように写っているが、高さで比較して見える分くらい厚みが違う。U100のほうは6セルの大きなバッテリなので、その分、不利であることは確かだ。

2008年冬のネットブック事情」では、6セル・バッテリーを標準とした Wind Netbook U100 Vogue を評価していたが、acer Aspire Oneと並べてみると、やっぱり薄さは重要だと思ってしまった。Aspire Oneを標準バッテリで、新幹線の中で使ったり、仕事で持ち歩いたりしてみたが、今のところ十分という印象だ。必要を感じたら、サードパーティの6セル・バッテリをAmazon.comで購入すればいいかと、割り切ってしまうのも考え方だと思う。

Aspire Oneを使ってみて、キーボードはとても打ちやすくて、標準でCTRLキーが一番下の左端にあるし、タッチパッドは使い辛いけど、USB外付けマウスの小さいの買ってきたし、BluetoothがなくてもUSB増設で十分だし、イーモバイルもUSBでOKだし、リカバリDVDがなくても、どうせSSDに換装してクリーン・インストールだからいいやって感じだ。外部ディスプレイの表示は、U100ほど暗くはないが、もう少し明るさが欲しい感じ、少なくともU100のようなチラつきはないので、使用に耐えないほどではない。それになによりデザインがいい。この新色のゴールデン・ブラウンは、高級感もあり、ASUSのS101のゴールドと張り合えると思う。

ということで、ネットブックのベスト・チョイスの座は、acer Aspire Oneに決定としたい。


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