OCZ Vertexのファームアップ速報!
OCZ Vertexの新ファーム(00.P97/1199)が公開された。当ラボでは早速、ファームアップを実行し、ベンチマークを測定した。
後日、DOS版のツールが出るらしいが、現状はデスクトップPCなどの複数のSATAポートのある環境がないとアップデートが行えないようだ。RAIDカード経由などもNGで、IDEかAHCIのシリアルATAポートに接続する。その際、写真のようにジャンパ・ピンをさす必要がある。なかなかぴったりなものがなく、少し慌ててしまった。HDDのものなどで流用してほしい。
先に、シーケンシャル・ライト性能のHD Tune Pro 3.50のベンチマーク測定結果を新・旧ファームで並べてみる。
新ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・ライト測定結果 | 旧ファーム(00.PT1) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・ライト測定結果 |
確かに、大幅にパフォーマンスが向上し、グラフも安定してきている。
次に、CrystalDiskMark2.2のベンチマーク結果の新旧ファームの結果を並べておく。
新ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gの測定結果 | 旧ファーム(00.PT1) OCZ Vertex 60Gの測定結果 |
予告されていたように、確かにライトの性能が向上しているようだ。
HD Tach RWの測定結果は以下の通り、
なんだか、VertexがとてもいいSSDに思えてきた・・・。(´・ω・`) 128GBでは、もっといい性能が出ているらしい。高くなる前に128GB買っておけばよかった。
HD Tune Pro 3.50のシーケンシャル・リードの測定結果は次の通り
新ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・リード測定結果 | 旧ファーム(00.PT1) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・リード測定結果 |
シーケンシャル・リードは速くはなっていないようだ。
HD Tune Pro 3.50のランダム・リードの測定結果は次の通り
新ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gのランダム・リード測定結果 | 旧ファーム(00.PT1) OCZ Vertex 60Gのランダム・リード測定結果 |
ランダム・リードもあまり変わりがない。
HD Tune Pro 3.50のランダム・ライトの測定結果は次の通り。
新ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gのランダム・ライト測定結果 | 旧ファーム(00.PT1) OCZ Vertex 60Gのランダム・ライト測定結果 |
IOPS的にはそれほどの向上はないようだが、1MBとランダムのパフォーマンスが上がっているようだ。
次に、ファイル転送速度をCopySpdBenchで測定した。SSDの消耗が気になるので試行回数を1回にしている。
CopySpdBench Build: [Sat Oct 25 17:01:27 2008] OS: Windows XP (32bit) IMSM(AHCI) Disk F: Capacity: Total=60.793[GB] Free=60.728[GB] HL F: 100M 1File(s) 1Trial(s) : Average: 25.100[MB/s] ( 3.984[sec]) HL F: 512K 200File(s) 1Trial(s) : Average: 28.066[MB/s] ( 3.563[sec]) HL F: 4K 1000File(s) 1Trial(s) : Average: 3.966[MB/s] ( 0.985[sec]) HL F: 4K 5000File(s) 1Trial(s) : Average: 2.323[MB/s] ( 8.406[sec]) |
ファイル転送速度としては、それなりの速度だ。4kの5000ファイルコピーもスムーズなのでプチフリからは開放されている。
今回の測定環境は以下の通りだ。
・CPU: Intel Core2 Duo E6750 (2.66GHz)
・RAM: 8GB (2GBx4/DDR2-800)
・M/B: ASUStek P5K-VM (LGA775/G33)
・OS: WindowsXP Home 32bit SP3 IMSM(AHCI)
それではファームのアップ方法について解説する。
上記のサイトから以下のファームをダウンロードする。
ジャンパを挿したVertexを、PC本体のSATAポートに接続し、OSを起動する。上記、新ファームを解凍すると、「ocz_release_1199」ディレクトリが展開される。
それぞれの容量別にディレクトリがあり、その中にある「indilinx_start.exe」を起動するが、OSがVistaの場合は、プロパティでXP(SP2)の互換モードを指定し、管理者権限で実行する。
「plug in units and press OK button」のダイアログが出てくるので、OKをクリックする。
DOS窓が開き、ファーム更新が行われます。1分ほどで終わります。(速いな・・・)
「change the jumper setting (factory mode -> normal mode)」のダイアログが出てくるので、OKをクリックする。(ジャンパーピンはそのまま)
「Unit production is completed. Remove attached units」のダイアログが出てくるので、OKをクリックする。(ジャンパーピンはそのまま)
「plug in units and press OK button」のダイアログが出てくるので、キャンセルをクリックする。
これで、ファーム更新作業は完了です。電源を切って、ジャンパーピンを抜いて、使用可能になります。
某スレのID:vFL/iPKh氏に感謝。 スレのみんなにも感謝。 Special Thanks! > Tony!
120GBのパフォーマンスがさらにいいらしく、某スレでは祭りになっている。以下に価格情報を掲載しておく。参考にしてほしい。
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