2008年11月 アーカイブ
今日のアキバは北風が少し強かった・・・と、書き始めると昨日のツクモの民事再生のニュースがらみで景気の悪い話しかと思うかも知れないが、単にいい天気だけど、少し風が強かったなと思っただけだ。
それどころか、今日の秋葉原の人手は連休の初日ということもあってか、各ショップがオープンする午前11時にはかなりな人手、特に今日リニューアル・オープンのFaith本店前には特価品を求める長い行列ができていた。筆者もワイヤレス・マウス 1,980円をゲットしようと駆けつけたのだが、これは並ぶ気が失せるほどの行列。新宿や池袋の量販店にも、ニンテンドーDSiを求める長い行列ができているようだし、不景気というのはどこ吹く風だ。日本は元気なんじゃないの?
渦中の九十九電機各店も覗いてみた。報道によると、法人は民事再生を申請したが、各ショップは営業を続けるという。アキバの各店もいつもと変わらぬ賑わいだ。若干、ポイントをためずに使う人が増えているくらいか(笑) 他のショップの倒産騒ぎの時と違い、某巨大掲示板などではツクモを擁護する発言が相次いだ。それだけいいショップだったということだろう。
筆者も中古ジャンクを扱う12号店でIBM ThinkPad用のACアダプタを1180円で購入した。
秋葉原のQCPASSに入って右側にHDDがないジャンクPCが並んでいる。液晶の状態などがテープにマジックで書いてあり、状態がいい分、価格も高めに設定されている。
PanasonicのLet'sノート CF-T1やCF-T2が比較的安値で手に入る。CF-T1とCF-T2は、同じ手順で分解し、HDD換装が可能だ。HDDは2.5inchだがPanasonic向けにピンの加工が必要だ。
メモリは、PC2100(DDR266)とPC2700(DDR333)の172Pin MicroDIMMなので、一般的なノートPC用の200pinのSODIMMと間違えやすいので注意が必要だ。MicroDIMMは、QCPASSなどで入手できるが、200pinのSODIMMに比べて高価なのが難点だ。
HDDとメモリ、この2点がやはりCF-T1とCF-T2の弱点だ。
CF-T2の分解は、ACアダプタとバッテリを外し、裏返し、写真の青い部分のプラスチックパーツをマイナス・ドライバーでぐりぐりして取り外す。
そして、1~14のネジを外していく。メモリ蓋のネジも入れると15本になる。やっぱり松下のノートPCの分解は面倒だ。
VMware VirtualCenter Serverを導入しないで、単体でESXiを運用している場合、ゲストOSのコピー・複製(クローン)を作成するには少し面倒な手順が必要になる。
VMware Infrastructure ClientのConfigurationタブでStorageを選択し、ストレージのリストを表示させる。その中からゲストOSを格納しているストレージを選択した状態で、右クリック・メニューの先頭のBrowse Datasoreをクリックする。
するとDatastore Browserが立ち上がり、VMゲストのディレクトリがリストされる。今回、コピー元にするvm122のディレクトリを見ると、vm122.vmdkというVirtual Diskファイルやvm122.vmxなどのVirtual Machineファイルがあることがわかる。
・VMware ESXi3でゲストOSのクローンを作成する では、VMware ESXi3単体でゲストOSの複製を作成する方法を解説しましたが、エキスプローラでコピーするみたいでスマートではありませんでした。
VMware社から有償で提供されているVirtualCenter Serverを導入することで、ゲストOSの複製(クローン)はスマートに生成することができます。今回は、VirtualCenter Serverを介してのクローン作成の手順を解説します。
VMware Infrastructure ClientでVirtualCenter Serverに接続します。コピー元となるゲストOSを選択し、右クリック・メニューを表示させると、ESXiサーバの時にはなかったCloneが選択できます。
Clone Virtual Machine Wizardのダイアログが表示されるので、新しいゲストOSの名前を入力してください。
VirtualCenter Serverでは、複数のロケーション、サーバ群をdatacentersとして管理できるようになっており、ここではコピーして作るゲストOSを管理する場所として、HOMEというロケーションを選択しています。
ポート・マルチプライヤ(PMP:Port Multiplier)を使って大容量ストレージを構築・運用する方法を解説します。
写真は、HighPoint社のRAIDカード RocketRAID 2310(以下、RR2310)です。PCI Express x4の4ch SATA2 RAIDコントローラですが、メーカページを見てもPMPに関する記述はありません。しかし、外付けeSATA 4ポートのRocketRAID 2314(以下、RR2314)のページには、Port Multiplier (PM) ready up to 20 Drives という記述があります。RR2310とRR2314の基板写真を見る限り、同じ構成に見えますし、RR23XXは、ファームも共通のようです。ですから、RR2310でもPMPが使える可能性があります。(追記:問題なく使えます。)
PMPが使えると何が嬉しいのでしょうか? RR2310はSATA 4chなので通常はSATA2のHDDを4台接続することができます。PMPはポートを分岐させる技術で、元のSATAポートからPMP基板を介して複数台のHDDを接続できるようにします。ですから5分岐のPMP基板を通せば、RR2310は20台のSATA2 HDDを接続し、RAIDを構成できることになります。
(出展:Serial ATA 3Gbps and the Next Frontier, Intel Developer Forum Fall 2003, Sept. 18, 2003)
・ポート・マルチプライヤで大容量ストレージを構築する(1) の続きです。
センチュリーのSATAボックスですが、SATA2ディスクを4台収容でき、専用電源内蔵で、空冷ファン内蔵なので、eSATA-SATAケーブルで、RR2310などのPMP対応RAIDカードに接続すれば、大容量ストレージがスマートに増設できます。
普通はそのまま使用して問題はないと思われますが、少し音が気になったのと、もっとガンガンにHDDを冷やしたいという当ラボの要求があり、若干の改造をしております。
この週末、Intelの新型プロセッサ Intel Core i7 が秋葉原で深夜販売される。ネイティブ・クアッドコアとか技術的には押さえどころ満載なのだが、何より久々に深夜販売で盛り上がりそうなので、各店、デモなどに力が入っている。
ツクモでは、TSUKUMO.eXの3階にCore i7のフロアを設けてデモを行っている。
Core i7は、HyperThreadTechnologyが復活し、Quadコアと合わせて8スレッド同時実行可能となるのが最大の特徴だ。ツクモのデモでもベンチマークと共にタクスマネージャで8個のCPU稼働率のグラフを表示し、アピールしている。
2008年11月16日午前0時、秋葉原では、Intel Core i7のイベントで盛り上がっている。
リナックスカフェ秋葉原店には、インテル経営陣と秋葉原の各ショップの代表が集い、Core i7を歓迎するコメントを寄せていた。報道陣の他、一般のユーザも多く、カウントダウンの時にはまわりのショップでも同様にカウントダウンの声があがり、盛り上がっていた。
■関連記事
・Core i7で燃え上がるアキバ(なべラボ)
■追加情報
・DDR3-1066>DDR3-1333?センチュリーマイクロがベンチ紹介
DDR3-1333のレイテンシがCL9であるのに対し、DDR3-1066がCL7なので、メモリ・コントローラがCPUに内蔵されたことと相まって、レイテンシが低いDDR3-1066の方がパフォーマンスがいいという情報。それってどうなの?って感じだが、エンドユーザ的には重要な情報だ。
iPhoneのファームが2.2になり、絵文字サポートが有効になったと聞き、さっそくiTuneでiPhoneのアップデートを行った。
メールでi.softbank.ne.jpのアカウントから新規作成を選択すると、ワールドボタンから絵文字が入力できる。量はかなり多い。
まずは、同じソフトバンクの922SH宛てに絵文字一覧メールを送信してみた。結果は、ずらずら横に並べた絵文字が縦に表示されてしまう。
今度は普通に文章中に絵文字を入れてみた。改行されることもなく、表示できている。横にずらずら並べて改行されるのはバグなのかな?(仕様・・・) それと、同じソフトバンク(Apple・・・?)同士なのに絵文字が微妙に違う? デザインが違うだけで意味?は同じ絵文字だからいいのかな。
絵文字を使うには、先に「設定」→「一般」→「キーボード」→「各国のキーボード」→「日本語」で「絵文字」をオンにしておく必要がある。
絵文字の一覧を作ろうと思ったらこちらのサイトに既に掲載されていました。
前日、NECリースの騒動のあったツクモ各店は営業停止中。
■関連記事
・ツクモが営業中断、商品在庫をトラックで回収 (Akiba Hotline)
この記事の中で、まるでツクモ営業休止で他店が混雑しているような記述があるが意味不明だ。アキバは、先週のCore i7の盛り上がりを受けて、続いての3連休に繰り出してきた客がたくさんいるわけだし、普段、ツクモに行く客は他店にも必ず行くものだ。
一方、中古ノートPCなどを扱うジャンク屋がひしめく裏通りはご覧のような賑わいだ。
QCPASSには、VIA C3搭載Mini ITXマザーボードの省スペースキットが 3,480円で出ていた。元は液晶一体型らしいが取り外されている。PC133 DIMMのメモリスロットも2つあるし、メモリ増設すれば、WindowsXPくらいは動きそうなので、省スペース・デスクトップPCという本来の使い方でもいいし、Linuxを入れて省スペース+省電力サーバとしても面白い。筆者は、最初に、電源がついているので、Mini ITXケースとしてはどうだ?と考えた。
大ヒットしているASUSのネットブックだが、新製品の S101 が連休のアキバ店頭に並んでいる。定価69,800円のところ、イーモバイル契約だと24,800円で購入できる。イーモバイルの月額分は「にねんMAX」で2,900~6,880円のプラン固定だ。最低2,900円かかり、ガンガン使うと6,880円かかるので覚悟はしておこう。
ネットブックは価格の安さ重視でデザインはあまり重視されず、8~10型のワイド液晶にあわせたずんぐりむっくり系のボディの製品が多かった。価格とトレードで機能とデザインが、従来メーカのノートPCと比べ差別化を図っていたはずだが、ASUS S101はデザインでもグっと来る仕上がりになっている。特にシャンパン・ゴールドの人気が高そうだ。
実際に持った感じでは、重量1.06Kgと極端に軽いわけではないが、重すぎることはない。写真などでは、凄く薄い印象があるが、持ったときのホールド感はあり、それほど薄いわけではなかった。
他の国内記事でもバッテリーの持ちに言及していたが、当初4.6時間と短めだったのが、発売直前になって6時間に改められた。試用記事でも他のネットブックと大差ない持続時間のようだ。
CPUは、IntelのATOM N270 1.60GHzに、メモリは1GB標準搭載なので、WindowsXPでサクサク使えるだろう。さらに高速版とうたわれている16GBのSSDを採用していることから、初代ネットブックとは一回りもふたまわりも違う製品となっている。これでは他の国内ノートPCは太刀打ちできないのではないだろうか?
拡張PCカードスロットがないため、イーモバイルの接続には、USBタイプを選択する。HSDPAの7.2Mbpsに対応したD21HWなどは初期費用として12,000円が別途必要になるという。D11LCなどの旧タイプのUSBモデルなら無料だそうだ。D21HWは折れ曲がってアンテナのような形状になるので、使用時に邪魔になりにくく、見た目もいい。旧タイプは装着時にスマートではないのが難点だ。
国内のネットブックの好調な販売は、このイーモバイルとの組み合わせで100円という格安販売のおかげだと思う。筆者のまわりの普段PCをあまり使わない人たちの話題にもなっており、販売方法と共に早くから注目していた。イーモバイルは月間契約数もソフトバンクについで純増数を増やしており、ネットブックと並び、今年のヒット商品といっていいだろう。
イーモバイルのHSDPAが下り7.2Mbpsになり、上りもHSUPAで1.4Mbpsに大幅にスピードアップした。サービス開始当初が、下り3.6Mbps、上り384Kbpsだったので、モバイルでVPNなどの上りの帯域も使うシーンでは不足を感じていたのだ。
また、矢継ぎ早にお得な料金プランが発表されてきて、月額料金を削減したいと思っていたのになかなか契約を変更する時間がなかったので、この機会にプラン変更を検討した。イーモバイルがサービス開始した直後から使っており、何の割引オプションも選択していなかったので、データプランのベーシック、月額5,980円を支払い続けていた。
今回、スーパーライトデータ・プランの新にねんに契約変更することで、月額1,000~4,980円に減額できることになった。通信量が最大でも従来からは1,000円も削減できることになる。余り使わない月があれば削減効果は絶大だ。
今回は、HSUPA対応のD21HWを購入することにした。USBメモリ・スティックタイプで、アンテナのように本体を折り曲げることでスペース的にも邪魔にならない。さらに大きな理由なひとつに、Linuxで使う場合にUSBタイプは稼動実績が多いのだ。
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