なべラボ

2012年08月 アーカイブ

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RHEL6クローンのCentOS6/Scientific Linux6(SL6)で、HighPoint Technologies (HPT)社のRocketRAID 2310/2340 (RR2310/RR2340)を使うためのまとめです。

RR2310/2340のCentOS6/SL6以降への導入方法はHPTのWebにもどこにも掲載されていないため、試行錯誤したメモです。

*なべは、RR2310とPMPボックスで大容量ストレージを構成していました。メインは高速なRR4310などの他のRAIDカードに移行しても大容量のアーカイブなどはPMPボックスを相変わらず使っています。そのためRAIDカード複数挿しとかがファイルサーバ移行時のネックになってます。 (´・ω・`)


★(重要) RR4310/4320だと2.5TB以上のHDDの認識おかしいです。RR2310なら問題なし。

*他のRAIDカードと併用の場合、起動時にRR2310/2340の青い画面が表示され、CTRL+Hで操作可能であることが前提条件です。青い画面が出ない状態では以下のドライバ・インストールもできません。

*ここではRR2310/2340のRAID構成からOSブートすることは考えていません。速度的にもアーカイブ向けなので。

まずは、ドライバのインストール

rpm --import http://elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org

rpm -Uvh http://elrepo.org/elrepo-release-6-4.el6.elrepo.noarch.rpm

yum install kmod-rr2310_00

(しばらく待ちます)

コマンドプロンプトに戻ったら、一度、再起動します。

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震災以来、業務用PCの省電力化+静音化を目指しています。

CPUもTDPで100W以上とかあり得ない!熱くなるCPUだと部屋も暑くなってクーラー入れなきゃいけなくなる。同時に静音であることも大事です。うるさいと仕事に集中できないです。以前は10台以上のPCサーバとRAIDストレージに囲まれて仕事していたのでファンの音が凄かったんですが、仮想化でサーバの物理台数が減っていき、震災後、常時稼働のサーバはほとんどクラウドに持って行ってしまったので、うるさかった仕事部屋が静かになっていきました。それに伴って、静かな部屋で仕事するとうるさい部屋よりも集中できることがわかり、静音ファンを使うなどして静音化を目指すようになりました。

さて、今回CPUは、IntelのIvy BridgeやSandy Bridgeを検討したんですが、結果としてAMDのA8-3870Kになりました。省電力化のためには内蔵GPU使いたいじゃないですか。でも僕の業務環境だと3~4画面が必須なんです。2画面じゃ足りない。一度、マルチディスプレイ環境で仕事すると元の狭い画面だけじゃ仕事できなくなります。(監視系とかツイッターとか常時表示させてるせいかも?)
そうするとGPU増設が必要なのですが、Intelの場合、内蔵GPU+外付けGPUの同時利用3~4画面同時出力というのを見かけません。これがAMDだと、内蔵GPUがATIなのでATI RadeonのGPUを増設することで、内部+増設で3~4画面同時出力が可能なのです。つまりIntelで3~4画面を実現するにはグラボ2枚増設しなきゃいけないところ、AMDならグラボ1枚だけの増設で足りるということです。

性能面のバランスとか考えて、3GHzのクアッドコアでTDP 100WのA8-3870Kを選定しました。IntelのIvy BridgeやSandy Bridgeだと1.5~2万くらいするのが、A8-3870Kは7,800~8,800円くらいです。安い! ><

LOST PLANET2ベンチマークで内蔵GPU性能を測定してみました。

AMD A8-3870K LOST PLANET2 BENCHMARK

30.2fpsでランクBなので思ったよりいい結果です。A8-3870Kの内蔵GPUは、HD6550Dという Radeon 6000系のGPUらしいですが、Catalyst12ドライバをインストールしていないとSUMO 9640と表示されています。

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