なべラボ

2007年05月 アーカイブ

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P1020643.JPGCentOS 5がリリースされたので、3つのパターンでインストールをしてみた。ひとつ目は、Zenのテスト用、普通にDVDからのInstallで何の問題もなく終了。 ふたつ目は、VMware Serverのアップデートにあわせて今までCentOS 4.4で稼動していたサーバを再構築したがいろいろ問題があった。 3つ目はVMware Server 1.0.2と1.0.3上のゲストOS環境の構築だが、VMware Toolsの導入に問題が起こっている。 ひとつ目とふたつ目の違いは、ハードウェアの新旧くらいしか思いつかない。

 ひとつ目のハード構成は、M65(CPU: Xeon 2.4GHz x1/RAM: 2GB/HDD: IDE 160GBx2)というように最新の環境ではないが、シングルXeonサーバであるのに対し、二つ目のM66は、SUPERMICROマザーボード(P3TDLE)、Dual PentiumIII 1.26GHz、PC133 Registerd ECC DIMM 2GBにHDDはIDE 120GBのLinux SoftwareRAID-1構成という旧世代のハード構成であるため、パフォーマンスは望むべくもないが、CentOS 5のInstallでは問題が起こった。

 M66は、CentOS 4.4のCD-ROMからの導入時には問題なく、VMware Server 1.0.2の運用を行っていた。CD-ROM、DVDメディアの読み込みに問題は起きていなかったが、M66にCentOS 5をDVDメディアからインストールしていくと、上記のようなダイアログが出てインストールが終了してしまう。

P1020649.JPG このCentOS 5のメディアはM65で問題なく、導入ができている。なのに、M66ではインストールできない。メディアのせいでもドライブのせいでもないので、以下のページを参考に理研のサイトからネットワーク・インストールを行ったところ、途中何度か、ダイアログが出るが、再試行ボタンを押すことで継続することができ、何とか無事、インストールを完了することができた。

■CentOS5をインストールしよう その1 ~bootイメージの取得からネットワークインストール~
http://mizushima.ne.jp/Linux/CentOS/CentOS-install1.php

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 2chのVMwareのスレッドを見ていたら、VMware Server 1.0.3がリリースされたとポストされていた。え?どこって探したが日本のサイトには見当たらないが、米国のvmware.comのdownloadページには公開されていた。
 CentOS 4.4上のVMware Server 1.0.2を1.0.3にアップグレードしたときのメモ。 まずは、/etc/init.d/vmware stop でVMware Serverを止める。VMがたくさん起動していると止めるのにも時間がかかる。VMware Serverが終了したことが確認できたら、米国のVMwareサイトからダウンロードしてきたrpmを導入する。

# rpm -Uhv VMware-server-1.0.3-44356.i386.rpm

rpmでアップグレード・インストールを行う。 あっけなく終わる。 念のためにConfigをやり直しておく。

# vmware-config.pl >/font>

前と同じ設定なのでリターンキーでOKなはず。 次にVMware Management Interfaceもアップデートしておく。

# tar zxf VMware-mui-1.0.3-44356.tar.gz
# cd vmware-mui-distrib
# ./vmware-install.pl

これも前と同じ設定のはずなのでリターンキーを押し続けて終了、 /etc/init.d/vmware start で起動を確認。 気をつけるのはローカルのWindowsのVMware Server Consoleも新しくする必要がある。 米国サイトからConsoleだけダウンロードしてきてインストールすればOK。

 ちょうどいい機会なので、ホストOSもディスクのパーティションを切りなおし、CentOS 4.4からCentOS 5に入れ替え、VMware Serverも新たにインストールをしなおした。

 VMのゲストOSを格納しているディレクトリのバックアップを取ることにした。 ZenのテストをするためにCentOS 5をインストールしたM65というXeonサーバから、バックアップ用にRAID-1を構成しているディスクを1台引っこ抜いた。(!だって余分なディスクなかったんだもの・・・) Linuxで増設HDDつけてバックアップなんて久々。

# mount -t ext3 /dev/hdb3 /mnt
# cp -r /home/vmware /mnt

fdisk -l /dev/hdb3 などでコピー先のディスク領域が正しいかどうか確認する。コピーはやたら時間がかかった。数時間~一晩くらい。

 あとは以下のサイトを参考に、VMware Server 1.0.3をインストールした。 VMディレクトリを再度コピーして、ConsoleからOpenし、無事ゲストOSを起動できた。 コピーで気をつけるのは、chmod -R 776 をVMディレクトリに実行すること、chown -R でユーザを統一しておくこと。

■VMware Server を Linux にインストールしてみた。
http://techno-st.net/2007/03/vmware_server_linux.html

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P1020696a.JPGSONYのVAIOノート「PCG-9G/K」のHDD交換を行ったときのメモ。
PCG-SR9Gは、1.36kgでとてもスタイリッシュなノートPCだった。今でも手に持つといい感じがする。が、しかし、有線LANも無線LANもないので、USBかPCMCIAカードで増設するしかない。ネット時代の今となっては少し不便なノートPCとなってしまったのだ。

■SONY VAIO PCG-9G/K スペック
CPU: Mobile PentiumIII 700MHz
RAM: 128MB(MAX:256MB)
HDD: 20GB
OS: Windows2000 Professional


■注意
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。

P1020706a.JPGPCG-SR9シリーズのハードディスク交換は比較的簡単だ。ACアダプタとバッテリーを取り外し、裏返して左の写真の手前、計6個のネジを外す。丁寧に矢印が描かれていてわかりやすい。ネジのサイズも同じ。<写真をクリックすると拡大されます。>

P1020709a.jpg表返して液晶部を開いて持ち上げるとパームレスト部分が外れる。本体とフィルムケーブルでつながっているので注意する。<写真の青丸の部分>
ハードディスクは2.5inch 9mm厚のATAのディスクが搭載されている。今回は日立HGSの20GBのディスクに換装した。写真の赤丸のネジとコネクタで取りはずしができる。

P1020703.JPGHDDの横にはメモリスロットがある。上部のDIMMが標準搭載の128MBで、下部が増設したメルコの128MB。メモリはPC100の144pin MicroDIMMスロット仕様。
PCG-SR9関連の話題でググったいくつかのサイトで、メモリ交換の不具合が記載されていた。チップのビット数や個数などの他、相性問題などが起こっているようだった。

P1020713a.jpgパームレストを元に戻して、裏返して6本のネジを止め、電源を入れると、換装したHDDにはCentOS4.4が入っていたので無事GNOMEが立ち上がった。
しかし、メモリが最大搭載量の256MB載っているのに、SWAPを使っていることからXでGNOMEには少し厳しいようだ。XPも256MBでは厳しいので、もともとのOSのWindows2000が妥当なのかも知れない。

オチとしては、このPCG-SR9GはPCMCIAカード・スロットが故障していて使えない。だからネット接続やCD-ROMドライブの拡張はUSBしかなく不便だったことを思い出した。

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P1020704.JPGVAIOノート「PCG-9G/K」は、昔、PCMCIAカードが使えなくなったときに、SONYのカスタマー・サポートに問い合わせたところ『本体マザーボード交換』となって高額な修理代がかかることがわかり、他のノートPCを購入し、PCG-SR9Gは放置していたんだった。ところが昨年、ヤフオフでPC-SR9シリーズのマザーボードが手に入れることができた。そこで今回、PCG-SR9Gのメインボード交換に挑戦した。(すっかりやるのを忘れていた・・・)

■注意
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。

P1020776a.jpgACアダプタとバッテリーを取り外し、裏返して左の写真の計7個のネジを外す。丁寧に矢印が描かれていてわかりやすい。ネジのサイズも同じ。<写真をクリックすると拡大されます。>

P1020780a.JPGP1020783.JPG
表返して液晶部を開いて持ち上げるとパームレスト部分が外れる。本体とフィルムケーブルでつながっているので注意する。このフィルム・ケーブルと本体のコネクタは引っ張って外すしかないタイプ。慎重に外す。
P1020784a.jpgP1020789a.jpg
次にキーボードを外す。スペースキーの両隣、写真の青い丸の下部にマイナス・ドライバーなどを差込み、持ち上げるとキーボードが外れる。キーボードと本体がフィルム・ケーブルでつながっているので注意する。無理に引っ張るのではなく、本体側のコネクタをピンセットなどで写真のように開いてあげれば、スッとフィルム・ケーブルが抜ける。
P1020792a.jpgキーボードを外したところ。 問題のPCMCIAカード・スロットは受け部が斜めになっているっぽい。不安だ。

次にプラスチックの枠を取り外す。液晶ヒンジ部のシールの下にネジがある。<写真の赤丸>それと写真の青丸のネジを取り外すと、枠が取れる。

P1020795.JPG他のサイトでもPCMCIAカード・スロットの問題が多く報告されており、原因としてはスロットの抜き差しの負荷により、PCMCIAコネクタのマザーボード面と半田付けされているピンに接触不良が生じることが多いと書いてあった。ここを半田ゴテで半田付けをやり直してあげれば復活するとのブログ記事があり、期待していたのだが、このPCG-SR9Gの場合、ピンの接合部がポロっと取れてしまった。
・・・・これはもう駄目かもわからんね。(--;)

何しろ基盤側のパターンまで剥離している。どんな負荷がかかればこんなことになるのか知りたいよ。

P1020806a.jpg気を取り直して・・・。だから結局マザーボード交換なわけです。

いよいよメインボードを取り外します。 左の写真の赤丸の計11箇所のネジを取り外します。左上3つ目はコードの下に隠れています。 そして青丸のコネクタのケーブルを外していきます。 真ん中下方の小さいコネクタは外さなくていいです。

P1020821.JPGヒートシンクを外すことでMobile PentiumIIIやチップセットを拝めたりします。本筋には関係ないけど、嬉しくなります。

P1020807a.jpg
メインボードを持ち上げると電源から半田付けされた電源ラインがついてきます。これは基盤下のサブボードに接続する形になっているので持ち上げて裏のネジを外します。
P1020817.JPGP1020827.JPG
取り外したメインボードと交換するボードを並べてみた。逆の手順で組み立てていく。

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SS2000シリーズでのSSD換装記事を掲載しました。
・dynabook SS2110の内蔵HDDをSSDに交換

P1020856a.JPG東芝のDynabook SS2000のHDD換装の作業メモ。 SS2000はこれまでに仕事で何台か購入している。中古市場でも人気のノートPCだ。

■TOSHIBA DynaBook SS 2000 DS80P/2の仕様
CPU: Mobile PentiumIII 800MHz
RAM: 256MB/(MAX:512MB/PC133 SDRAM)
HDD: 20GB(1.8inch/5mm/ATA66)
発売: 2002年6月

薄くて軽い(1.19kg) 性能もそこそこ出るのでメモリさえ増設できれば、WindowsXPも使えるだろう。しかし、内臓ハードディスクは1.8inchの東芝製のみだし、増設メモリも専用なので、中古市場に部品が出回らない。オールインワンで動いているものを買って、HDDが壊れた、メモリが足りないというときコストパフォーマンスが凄く悪くなる。

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SS2000シリーズでのSSD換装記事を掲載しました。
・dynabook SS2110の内蔵HDDをSSDに交換

P1020856a.JPGTOSHIBA Dynabook SS2000、SS2010の分解方法がネットで見つからなかったので、メモを残しておく。

■注意
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。

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P1010520.JPGMebius PC-MT1のHDD交換のメモ。基本的にPC-MT2でも同じなはずだ。

SHARP PC-MT1-L2の仕様
CPU: Mobile PentiumIII 600MHz
RAM: 192MB(固定)
HDD: 20GB(2.5inch)
OS: Windows98se

重量が1.31kgで、かなり薄い。その割りに普通の2.5inchハードディスクを搭載できる。メモリが192MB固定で増設できないのが残念。そのせいでOSはWindowsXPはムリぽ。せいぜいWindows2000あたりだろう。 LinuxならXでGNOMEがOKだろう。
P1020900a.JPGPC-MTシリーズのHDD交換は比較的楽なほうだ。とりあえず、ACアダプタとバッテリーを外し、裏返し、全てのネジを外すと裏ブタを取ることができる。

P1020862.JPG裏蓋を取り外した様子。左下にハードディスクが見える。HDDは2箇所のネジでとまっているだけなので、これを外し、2.5inchのHDDに換装すればいい。

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P1010520.JPGMebius PC-MT1の分解・修理のメモ。基本的にPC-MT2でも同じなはずだ。

■注意
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。

P1020900a.JPGP1020862.JPG
ACアダプタとバッテリーを外し、裏返し、全てのネジを外すと裏ブタを取ることができる。裏蓋を取り外したら、黒いフィルム・シートをペリペリとはがしていく。
P1020864.JPG次に白いプラスチックのフレームを何箇所かのネジを外し、はがす。

P1020865.JPG現れた全てのネジを外し、周辺のフィルム・ケーブルもすべてコネクタから抜いておく。するとべりべりと多少のひっかかりがあるが、メインボードを取り外すことができる。

P1020868.JPG取り外したメインボード。 CPUとチップセットを確認できる。

P1020871.JPGマザーボードを取り外した本体側、CPUの位置にヒートシンクがある。その他、フィルム・シートの下にまだ基盤があるようだが、今回は無視することにした。

P1020874.JPGPC-MT1やPC-MT2でBIOSパスワード(パスワード・ロック)を解除するには、どうすればいいか、さっぱりわからないのだが、とりあえず、半田ごてを使って、マザーボードのボタン電池を取り外してみた。結果は一週間後・・・。

それにしても半田ごてで取らないといけないって、電池切れのときはどうするんだ?保証期間だけ持てばいいのだろうか。

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P1020734.JPG秋葉原で完動品の中古ノートPCを探すときはまずここに来ている。

■ETS 2号店
・住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田3-8-5 イサミヤ第2ビル
・TEL:03-5298-0066
・営業時間:11:00~20:00(年末年始を除く年中無休)

<地図>

IBM、富士通などのメーカ製中古ノートがOSセットアップ済み、正規ライセンス付、30日間保証などのジャンク・ノートとは呼べない質の高い状態で並ぶ。 周辺機器やメモリなどもあり、業務でWindowsを使うノートはまずはここで探している。

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P1020736.JPGパレット・タウンで検索すると、お台場のページしか出てこない・・・。(--;)

■アキバ パレット・タウン
住所: 不明
電話: 不明
営業時間: 不明
<地図>

いや、秋葉原に通っている人にとってはよく知られている店なんだけどね。 ジャンク・ノートっていうより、ジャンクがたくさんあるw 

バッファローの802.11bの無線LANカードが1200円くらいである。再生ノートPCで使おうと思って覚えてた。いくつかのメーカ製リカバリ用CDが転がっていた。その他、ごちゃごちゃといろいろあるがここから掘り出し物を探し出せるほど、なべのスキルは高くないので、ジャンク道を極めていない僕には敷居が高いお店なのでした。

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P1020735.JPG最近、液晶やHDDの掘り出し物がないかとよく覗くのが、QCPASSだ。
ホームページによると4/28に店舗がリニューアルされていたらしい。知らなかった・・・(--;)

QCPASS
・住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田 3-7-12 イサミヤ第8ビル1階
・E-mail:info@qcpass.co.jp  <地図>
・営業時間:11:00〜20:00 定休日:年中無休(年末年始を除く)

ここで特筆すべきは、東芝やIBMのジャンク・ノートと液晶の在庫が多いことだ。ノート内の配線などもかなりなストックがあり、ここの部品を使いこなせるようになると、ジャンク・ノートの道を究めたと言えるのかも知れない・・・。

ホムペの写真を見て、リニューアル・オープンの日に駆け付けた連中はどこでここのリニューアルを知ったのか?特売品情報を得ていたのか?とても気になる、気になるのでした。

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