なべラボ

2005年01月 アーカイブ

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昨年12月12日にSONYのプレーステーション・ポータブル(PSP)が発売されたときは朝からヨドバシカメラ上野店に並んだ。新宿などでは1000人以上が数時間並んだそうだが、上野店では朝1時間並んだだけで買うことができた。買ってすぐに嫁さんにとられてしまい、もう1台を買おうと毎日、ヨドバシカメラや秋葉原のショップに顔を出していたのだがずっと品切れ中で予約受付もしてくれなかった。店員さんに聞くと、一週間に一度くらい少量入荷しているがすぐに売れてしまう。次にいつくるか全然わからないと言っていた。特に土日は毎朝開店時間に行って、見事に玉砕していた。PSPがないからとニンテンドーDSを買っていく人が相当いた。ところが年末の雪の日、ふと新宿TSUTAYAに行ったときに聞いてみたら「ございますよぉ~」ということでやっと2台目をGETできた!やっと手に入ったよ~、と凄く嬉しかった。(^^)
1台目はUMBカバーやバッテリカバーと本体の間に緩みがあり、ガタがきていたのだが、2台目はしっかりしていた。

DSCF1611.JPG東京がそんな状態なのに正月に新潟に行ったら新潟駅のヨドバシカメラではPSPが山積みになっていた。新潟ではダブついているそうだ。なんでやねん!
PSPはPS2クラスのゲームをどこでもできるのが凄い。どう見ても5万円くらいの機械だ。動画再生できる携帯プレイヤーが5万円くらいだし。携帯電話もそのぐらいしているのがキャリアとメーカと販売店の仕組みの中で2万くらいで売っている。ソニーは同じモデルを携帯ゲームに持ち込み、今までの携帯ゲームと次元の違う高品質なグラフィックと高度なゲーム内容で圧倒してPS2の時と同じように任天堂を撃墜したい考えなのだと思う。

DSCF1612.JPG新メディアのUMDも戦略的なデバイスだ。汎用の書き込みメディアにしなかった、したくなかったことで専用メディアでうまくいったPS2のモデルをなぞりたいようだ。今後は映画や映像、音楽のプレイヤーとしてAppleのiPodの進化系とぶつかろうという考えなのだろう。魅力的なコンテンツがソニー一社でカバーできるのかどうかは疑問だ。
無線LANを標準装備しているのも凄い。パソコン用ゲームも家庭用ゲームもブロードバンドで常時接続し、複数対戦で遊ぶスタイルが主流となってきている。これはいろんな要素があると思うけど、PSPはいいとこ取りをしようとしているようだ。本体のファームウェアなどのダウンロード・アップロードができ、アドホック・モードでPSP同士だけでも16人まで同時対戦できる。「リッジレーサー」を新幹線の中で対戦プレイしてみたが本当に普通に対戦できてしまった。本体だけでなくソフトも買わなくてはいけないのがユーザとしては辛い。凄いセールスになると思う。

他にもMemoryStick Duoの512MBが売れているというし、SONYとしてはPSXでの失敗を取り返す起死回生の一手であることは間違いない。
気になる点としては、電池の残り残量が確認しにくい、ゲーム中に突然動作がおかしくなり、電池残量だったりする。それに数時間使っていると本体内が熱くなるせいかゲームが不安定になるようだ。
個別のゲームだと、「METAL GEAR AC!D」ではSAVEするといちいちオープニング画面に戻ってコンティニューをしなくてはいけないのがかったるいし、SAVEしたポイントから再現する方法がわからない。「真・三国無双」は嫁さんによると、決まったパターンで自分の動きが遅くなるバグがあるようだ。
こんなにゲームをやったのは久しぶりだ。年末年始の移動時間などの時間をつぶすのにちょうど良かった。ネット対戦のゲームなどが出てきてほしいと思う。

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P1010520.JPG■シャープ・メビウス「PC-MT1-H1」
秋葉原の中古パソコン販売店で「SHARP Mebius PC-MT1-H1」をGETした。シャープの薄型メビウスは前から欲しかったノートPCで、店頭でジーっと眺めてしまった。PC-MT1-H1の発売は2001年6月23日。Mobile PentiumIII 500MHz、メモリ128MB、20GB HDDを搭載している。詳細はメーカのWebページを見てほしい。なかなかの人気機種で秋葉原の中古PC店では数が少なく2004年12月時点で5万円前後で取引されている。
当初、このページを眺めながらWindowsXP Homeが難なくインストールできてしまったので油断していたが、結論としてメモリが128MBなのでXPはやめたほうがよく、Windows2000を選択することになるのだが、それには純正のCD-ROMドライブ「CE-CD02」かCASIOの「MPC-142CDD」が必要だ。PC-MT1のメモリ増設はサードパーティ製がなく、シャープのハードウェア・アップグレード・サービスしかない。128MB増設メモリが時々ヤフー・オークションに出るが大変珍しく入手困難な状況だ。本体128MBのうちメモリスロットの64MBを取り外して128MBに交換するので合計192MBとなり、WindowsXP Homeがギリギリ動くと思われる。

■CASIO MPC-142CDDによるWindows2000インストール
シャープ純正CD-ROMドライブ「CE-CD2」互換の「CASIO MPC-142CDD」を使ってWindows2000をインストールしてみた。次の手順でインストールすることができた。

P1010516.JPG(1) BIOSアップデート
 PC-MT1にWindows2000をインストールするにはBIOSバージョンが「1.15」になっている必要がある。BIOSはここにある。ちなみにリカバリCDのWindowsMeでは工場出荷時のバージョン「1.06」になっている必要がある。WindowsXPインストールのページではBIOSバージョン「2.04」が公開されているがこれにアップデートするとWindows2000ではブルースクリーンが出るようになってしまった。Windows2000ではBIOSバージョンは「1.15」がいいようだ。

(2) Windows2000 ProfessionalのCD-ROMインストール
 Windows2000のインストールCDを「CASIO MPC-142CDD」にセットし、インストールを実行した。初期画面でのF6キーでFDからCD-ROMドライバをインストールする。このとき付属のFDだとなぜかntディレクトリを指したエラーが表示される。しかもCASIOのWebページにはドライバの提供がない(おぃおぃ) そこでシャープの純正CD-ROMドライブ「CE-CD02」のドライバをここからダウンロードしてFDを作成して使うことになる。FDなしで先に進むとブルースクリーンを拝むことになる。

P1010521.JPG(3) Windows2000対応ドライバのインストール
 CD-ROMからWindows2000をインストールした直後のデバイス・マネージャの表示。不明なデバイスとかがあるので対応ドライバを導入していく。シャープのWindows2000アップデートのWebページから「同意する」を選択すればドライバ提供に行き着ける。ファイル数も多いし、フロッピーだと入りきらないのでUSBストレージに移した。オーディオドライバのアップデート順とSpeedStepユーティリティの導入にリカバリCD2が必要なことがポイント。ドライバのインストールでは何度か再起動をすることになるけど、いちいち手動で再起動を選ぶようにして、USBストレージの取り外しを行わないと正常に起動しない。これはWindows2000でのFAQなのだろうか?

あとは普通にWindows Updateを実行して、IE6やSP4を適用すれば終わり。

WindowsMeで起動ディスクを作っておこう。

■PC-MT1-H1用リカバリ起動ディスクの作成方法
http://panasonic.jp/support/p3/recover/data/cb20/mt1_usb.html

■「Windows 2000 Professional」に対応したドライバの提供
http://support.sharp.co.jp/mebius/detail/PC-MT1-H1/windows/2000pro/confirm.asp#driver

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P1010523.JPG■2台目のシャープ・メビウス「PC-MT1-H1」(おぃおぃ)
ヤフーオークションでも「PC-MT1-H1」をGETした。4万円だったので秋葉原の中古店より1万円くらい安い。オークションなら大体このくらいの価格でGETできる。このクラスのノートPCは仕事で使うのには十分なので、なべラボで再生して会社で活用していくことにした。なべラボは、この写真のように試行錯誤で凄いことになっている。おかげでメビウスの癖はよくわかった。(^^;)

■松下製ドライブでも駄目じゃん!
オークションなどのWebをあさってみたらシャープ純正「CD-CE02」と「CASIO MPC-142CDD」は同じ松下製ドライブを採用していて、さらに「TOSHIBA PA2673UJ」も同じドライブだと書いてあったので最初はこの東芝製ドライブでインストールを試みた。結果、ドツボにはまってしまった。まず、CD-ROMブートが出来ない、次に起動ディスクでいくらやってもCD-ROMを認識してくれない。おかげでDOSブートとかいろいろ試すことになった。
さらに同じドライブでUSB接続の違いだけのはずの「Panasonic KXL-840AN」によるWindows2000インストールも不調に終わった。CD-ROMブートによるインストールは途中でブルースクリーン。ドライバを用意しても駄目。Windows2000起動ディスクを4枚作る方法も駄目、WindowsMeの起動ディスクでのwinnt.exeによるインストールも失敗。
結局、前回紹介したシャープ純正CD-ROMドライブである「CD-CE02」の互換機「CASIO MPC-142CDD」によるインストールでしか正常インストールを確認できなかった。2台目のPC-MT1-H1も同じ方法ならまったく問題なくインストールが完了した。年末費やした時間がもったいなかった。楽しかったけど (^^;)

以下の松下のドライバに付属のreadme.txtなどは参考になる。全部駄目だったけど。

■Panasonic KXL-840ANのドライバ
http://www.panasonic.co.jp/pcc/products/drive/cdrom/kxl840an/download.html

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