2009年04月 アーカイブ
ディスク情報ツールであるCrystalDiskInfo がマイナーバージョンアップし、2.5.2がリリースされている。ファームアップで人気のVertexシリーズで今まで「注意」となっていたのが、「正常」と表示されるようになった。左の画像をクリックすると、バージョン2.5.2でのOCZ Vertex 60Gの出力を見ることができる。SSDは、S.M.A.R.T.出力がHDDと違ってまだまだいい加減なので、ツールで対応してくれるのはありがたい。
作者のページでは、様々な環境での測定結果をもとめているので、ダウンロードして情報提供に協力してほしい。
OCZ Vertexの新バージョン(ファーム:1370)が公開された。当ラボでは早速、ファームアップを実行し、ベンチマークを測定していく。
CrystalDiskMark2.2のベンチマーク結果の新旧ファームの結果を比較してみる。
新ファーム(Ver1.10/1370) OCZ Vertex 60Gの測定結果(100M) | 前ファーム(00.P97/1275) OCZ Vertex 60Gの測定結果(100M) |
全体としてあまり違いは感じられない。
リクエストがあったので、CDMの1000Mの測定結果も比較する。
新ファーム(Ver1.10/1370) OCZ Vertex 60Gの測定結果(1000M) | 前ファーム(00.P97/1275) OCZ Vertex 60Gの測定結果(1000M) |
ほとんど変わらない。ベンチマークとしては違いはないのだろうか? 検証を進めていく。
IntelのMLC SSDである「X25-M」シリーズの新ファームが公開されている。なべラボでは公開直後から、ファーム・アップデートの「準備」を始めた。すなわち、システムのバックアップを取り、「時間が経つと劣化する」というベンチマーク結果を取り、ファーム更新での測定結果と比較するためだ。ところが、以前の記事を書いてから1か月も経っておらず、性能がそれほど落ちていなかったので、各種ベンチマークでイジめ抜いたりしていて結構、時間がかかった。結果はこのあと紹介していくが、それほど性能ダウンはなく、「X25-Mは劣化する」と言われ続け、怖くて全領域系のベンチを避けたりしていたが、なんだ、ガンガン使っても大丈夫だったのかと、さすがのIntel!と思った、そんな時が僕にもありました。AA略
ファームアップ方法は、OCZのVertexと比べると非常に楽で、Intelのダウンロード・ページから小さいISOファイルをダウンロードし、CD-Rにブート可能な状態に焼きこみをする。このメディアからブートすれば、パーティション、ファイルなどのデータを残したまま、ファームアップが可能だった。ブートすると、FreeDOS上でツールが自動起動し、質問には基本”Y”と答えていけばすんなり終わる。
「AHCIモードからIDEモードに変更しなくてはいけない」という趣旨の書き込みがあったが、なべの環境ではAHCIモードのまま無事にアップデートできた。
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