なべラボ

2004年11月 アーカイブ

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Serial ATA-II RAIDでWindows Media Center 2005の運用を始めて一週間後、今度はHDDもSerial ATA-IIにしてみようと思い立った。ホットスワップとかパフォーマンスとか試してみたいからだ。
さっそく秋葉で購入したのが、Maxtor製ハードディスク「Diamond Max10 6B200M」だ。7200rpm、200GBでSerial ATA-IIのフェーズ1に対応しているらしい。フェーズ1ということはホットスワップには対応しているけど、フェーズ2の3Gbpsには対応していないということだ。しかし、この時点でまだ3Gbps転送対応のHDDなどは出回っていないので仕方がない。同じSerialATA-IIではシーゲート製もあったけどディスク容量コストパフォーマンスでMaxtorにした。お店の人いわく凄く熱くなります、とのことだった。熱くなるというのは実は凄く不味い。昔から熱いHDDは壊れやすい。磁性体は熱に弱いので自分の熱で自分を壊していくようなものだ。だからサーバを安定稼動させるのに徹底的にDISKを冷やすというのが実はノウハウだったのだ。音とか振動なんか関係なくとにかくガンガンに冷やす!
P1010486.JPGそこで今回、なべラボでは史上初ハードディスクにヒートシンクをつけてみた(笑) これがけっこう効果絶大でキンキンに冷え冷えなのだ。まぁケースに入れないからできる技かも知れない。写真にあるように2台にしかつけていないが、4台でRAID-1+0を組むとDISK-1と2、DISK-3と4でストライピングを組んで、それをミラーしているのだが、DISK-1と2しか熱くなっていない。この辺、ミラーのタイミングとかどうなっているんだろーと不思議だったりする。
RAIDカードとHDDがSerialATA-II対応なんだからケーブルも変えようとAkibaHotlineに載っていたSerialATA-IIケーブルを秋葉のクレバリーで買ってきた。これでDISKが3Gbps転送対応だったら完璧だったのに...残念!

DISK構成とか変わったのでコードを「M40」にインクリメントした。まずは4台のDISKでRAID-1を組んでHDBENCHかけてみた。結果は掲載するのも億劫になるほど平凡。前の日立のSerialATA構成と全然変わらず、シーケンシャルリードで193MB/s、一応記録更新なんだけどね。贅沢か。
さっさとRAID-0+1の構成に組みなおし、Windows Media Center 2005をインストール、もう慣れたもんね。番組ガイドから2チャンネル同時録画を設定し、ガンガン録画をしてみました。連続録画とか、交互とかかなり過酷な運用をしてみたけど、動作自体は安定しているようでした...、しかし...。
M40b-5.png突然、朝の情報番組録画中に画面がピタっと止まったようになり、リモコンにも応答しなくなった。あれ?と思ってキーボードから様子をみようとあれこれやっていたら、SATARaidというRAID監視アプリが真っ赤になっていた。そうRAID構成が壊れたのだ。最悪ディスク障害なんだけど、メッセージを見るとタイムアウトだったりするので、その日の番組録画を全部キャンセルして様子を見ることにした。
Rebuildが終わったのは翌日朝!なんと19時間もかかってやがる!使えねー。いくら大容量とはいえこれはひどい。まぁ、Rebuild終わらなくても録画も再生も普通にできちゃうから気づかない人もいるくらいかも知れない。

M40b-7.pngそれから3日後、またSATARaidが赤くなった。でも表示がおかしい。右の写真のように2つのDISKがSyncとなっている。メッセージを見ても前回と少し違う。でもRebuildらしきものは始まっている。今度も約20時間かかった正常な状態になった。しかし、これで使い続けるってのはどうか?って思う。前にPromiseのRAID-0+1で運用していたときもこんな感じで、突然Rebuildが始まっていた。DISK障害だったらわかるけど、DFTなんかで調べてもDISKは異常なし。RAIDコントローラのタイムアウト検出の閾値問題なのだ。同じPromiseでもHOME34のRAIDはまったく問題なく使えている。タイムアウト値とかユーザーでイジる方法があれば・・・と思うけど、今のところ対策がない。

他にも気になるのは、古い記事で書いたけど、ハードディスク・レコーディングとRAIDコントローラってどうなの?問題がある。これについては、過去記事をBLOGに持ってくるときに扱うようにしよう。

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先月からWindowsXP MCE2005のデュアル・キャプチャー環境でガンガン録画をしていた。400GB近いディスクスペースに取れるだけ録ろうとニュースや情報番組、バラエティなどを見る時間もないのに録ってみた。ほぼ一週間はためられることがわかった。HDDとRAIDの相性問題もあるけど、動作自体は凄く安定していた。
しかし・・・、現時点では駄目!なぜかというと「他のPCでMCE録画ファイル(.dvr-ms)は再生できない」のだ。あれーー?と思ってネットをあさるとマイクロソフトのサイトで「Windows XP Media Center Edition で記録されたファイルの DirectShow 再生サポート(Q810243)」なんてのがある。やりー、楽勝と思い、ここに書かれていることを読み、WindowsUpdateをあさること十数分、、、ない!"Q810243 : 推奨修正プログラム - Windows XP Media Center Edition で記録されたファイルの DirectShow 再生サポート"がどこにも見つからない!いろいろ試したけど現時点でこれがないとどうにもならない。
編集する前提であれば、TMPGEnc3.0の最新リビジョンで「一般的なMPEG2」への変換を行うことができる。通常の変換と違うのでマニュアルを読んで指示に従う必要がある。しかもTMPGEncを他のPCで実行しても駄目。MCE2005のPCにTMPGEncをInstallしなければ有効にはならない。

それと、これはどのiEPG録画PCでも同じだけど、野球の延長に対応できていない。野球を延長して撮る趣味はなく、野球放送のあとの番組すべてがこの影響を受けてしまう。これなんとかならんかなー。前にカノープスのフォーラムでこの点指摘したら外野から(内野かも)、予約録画時に+30分とか余計に撮って、あとでCMカット・ツールで簡易編集すればいいでしょう、って感じだった。それじゃ駄目なんだなー、うーん。全ての番組を30~45分、多く録るなんてヤダよー。

来年の野球は盛り上がりそうだし、この状況はなんとかならないものか。。。

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