2009年03月 アーカイブ
SSDの注目株OCZのVERTEXシリーズがいよいよアキバ店頭で発売された。当ラボでは、ベンチマークの測定とともにいつもの通り、殻割を行った。
HD Tuneでベンチ取るために、パーティション削除しようとしたら、表記が中国語のままだ。(^^;) 台湾からのデリバリそのままだな。Apexの時は英語表記だったぞ。
先にCrystalDiskMark2.2のベンチマーク結果を掲載する。なんかアクセスが凄い(^^;;;
話題のOCZ Vertexシリーズと「エロ寒」ことアイオーデータ SSDN-S64Bのベンチマーク比較を行うことにした。
その前に某巨大掲示板で「OCZ Vertexの殻割とベンチマーク」のVertexのベンチはAHCIモードで取ったのか?との指摘を受けたので、Vista入れてAHCIで測定環境組みなおした。同様のツッコミを避けるために今後の測定はVista環境で取ることにした。(XPでAHCIにすればいいじゃんというのは測定環境としてはどうかなーと思ったので、いっそのことVistaにしたよ)
Vista AHCIモード OCZ Vertex 60Gの測定結果 | XP IDEモード OCZ Vertex 60Gの測定結果 |
数%でも上がることを期待したが、少し下がった (´・ω・`) まぁ、このぐらいは誤差なので気にしないことにした。
OCZ Vertexシリーズとアイオーデータ SSDN-S64BのHD Tune Pro 3.50のシーケンシャル・リードの比較結果は以下の通り
Vista AHCIモード シーケンシャル・リード OCZ Vertex 60G | Vista AHCIモード シーケンシャル・リード SSDN-S64B |
測定環境は以下の通り
・CPU: Intel Core2 Duo E6750 (2.66GHz)
・RAM: 8GB (2GBx4/DDR2-800)
・M/B: ASUStek P5K-VM (LGA775/G33)
・OS: Windows Vista Ultimate 32bit SP1
某掲示板でAHCIはIMSMで、しかもXPならどうよ?とツッコミをいただいたので、環境を組みなおした。IMSMは「インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー」のことで、ISMSとか間違えるのはケアレスだから許してほしい。IMSM自体は、ICH9R/10RとかのマザボのRAID機能を使うときにお世話になるから、お馴染みだ。
本日時点では以下のドライバが最新らしい。
タイトル | バージョン | 日付 |
インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー (23166KB) | 8.7.0.1007 | 2009/01/09 |
そのままインストールしようとすると、システムが違うとメッセージが出て終了してしまった。(--;)
今回、OSはWindowsXP(32bit/HOME Edition)、マザーボードは、ASUSのP5K-VMで、チップセットはICH9だ。代理店のページではAHCIに対応していないと書いてあるが、いろいろ調べたら手順がわかったので、少し画像を足して解説する。
(1)ダウンロードしたファイル(iataXX_cd.exe)を右クリック・メニューでショートカットを作成する。
(2)このショートカットの右クリック・メニューでプロパティを開く
(3)リンク先の実行ファイル(iataXX_cd.exe)の後ろに -a を追加してOKをクリック
PROMISE SuperTrak EX4350は、SATAIIポート 4本のPCI Express x4対応のRAIDカードだ。最新ファームはRAID 6にも対応しているようだが、今回はSSD 4台のパフォーマンスをチェックしてみる。
SSDは某掲示板で祭になったアイオーデータのSSDN-S64Bだ。
スレの情報のおかげで格安SSDを追加ゲットできた。本当にオマイラに感謝している。ここはベンチでもとって還元したいと思う。
「SuperTrak EX4350とSSDN-S64B 4台でRAID-0ベンチマーク」に続き、今度は、HighPointのRocketRAID 2310(以下、RR2310)に「エロ寒」ことアイオーデータのSSDN-S64Bを4台接続し、RAID-0(ストライピング)のベンチマーク測定を行った。
CrystalDiskMark2.2のベンチマーク結果をSuperTrak EX4350の測定結果と並べてみる。シーケンシャル・リードは291.6MB/sとEX4350の331.8MB/sより低い数値となっている。EX4350は64MBキャッシュを搭載し、RR2310とは価格差で3倍の開きがあることを考えると、RR2310は健闘しているのではないかと思う。驚くのは、シーケンシャル・ライトだ。278.3MB/sというのは測定間違いじゃないか?と何度か取り直したが、同等の数値が測定できた。 ランダム・アクセス性能は、RR2310がリード 20.69MB/s、ライト 6.803MB/s、EX4350のリード 7.897MB/s、ライト 16.70MB/sと、リードとライト性能が逆転している。RR2310の数値は納得できる性能で、EX4350の逆転にはあまり納得していない。
RocketRAID 2310 + SSDN-S60B x4 RAID-0の測定結果(100M) | SuperTrak EX4350 + SSDN-S60B x4 RAID-0の測定結果(100M) |
OCZ Vertexの新ファーム(00.P97/1199)が公開された。当ラボでは早速、ファームアップを実行し、ベンチマークを測定した。
後日、DOS版のツールが出るらしいが、現状はデスクトップPCなどの複数のSATAポートのある環境がないとアップデートが行えないようだ。RAIDカード経由などもNGで、IDEかAHCIのシリアルATAポートに接続する。その際、写真のようにジャンパ・ピンをさす必要がある。なかなかぴったりなものがなく、少し慌ててしまった。HDDのものなどで流用してほしい。
先に、シーケンシャル・ライト性能のHD Tune Pro 3.50のベンチマーク測定結果を新・旧ファームで並べてみる。
新ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・ライト測定結果 | 旧ファーム(00.PT1) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・ライト測定結果 |
確かに、大幅にパフォーマンスが向上し、グラフも安定してきている。
相互リンク先をチェックしていたら、「Lenovo Yoga」の記事が目に付いた。Flickrに掲載された「Lenovo Yoga」は、VAIO type Pと同様のポケット・モバイルでデッサンなどと共に掲載されていることから、コンセプト・モデルと思われる。
コンセプトモデルとして、Lenovoがこのタイプの製品化に関心を持っているということなので、みんなでアクセスして、ブログの記事を書きまくって、Lenovoが製品化してくれることを望みたい。既に製品化の予定があったとしても話題先行で、ああだこうだと言っておくといろいろいいことが起きそうだ。^^;; そうここはあえて「そんな餌には釣られてやる。クマー AA略」
Lenovo Yogaは、VAIO type Pと同等の横長液晶を搭載し、キーボードはフル・キーボードを搭載する?らしい。面白いのは画像にもあるように、ThinkPadのLenovoなのに、スティックタイプのポインティング・デバイスが右上に位置していることだ。VAIO type PがThinkPadタイプのスティック・ポインタを採用したことが意外だったが、Lenovo Yogaのこの右上というのは絶妙な位置かも知れない。両手で支えて掴みながらオペレーションできるので、ちょうど、富士通LOOX Uのように立ったままWebの閲覧操作などを可能にするかも?
ディスク情報ツールであるCrystalDiskInfo がバージョンアップし、 2.5.0 RC版がリリースされていた。
左は、エロ寒こと「SSDN-S64B」の情報だ。以前のバージョンと変わらない。SSDのS.M.A.R.T.情報はアテにはならないので参考程度にしかならないのだが、どんな値があるのかは興味深い。下の結果は話題のOCZ Vertexの情報だ。以前のバージョンだと警告で真っ赤だったものが、表示が随分変わっている。「注意」と判断する基準をカスタマイズできるようになったそうなので、カスタマイズすれば正常にできるのだろう。
リリース文の中に「今まで見えなかった外付けディスクが見えるようになったかも!? レポートお待ちしています。」とあったので、RAIDカードにより作成されたドライブが見えるようになるかも!?と期待して試してみた。何枚かのRAIDカードで試したが、残念ながらRAIDカードにより作成されたドライブを認識することはできなかった。RAIDカード付属のツールで確認してもSSDの場合、S.M.A.R.T.でまともな値がとれないので仕方がない。
<追記> RC版ということで、作者によると年度内の正規版リリースを目指しているそうだ。この機会に、手持ちのHDDやSSDの情報と取ってみてはどうだろう? 不具合があれば、作者のページに報告しよう。
<追記> 3/20 2.5.0がリリースされていました。
「ThinkPad X40のG-Monster-1.8 IDE換装」で取り上げたPhotoFast社の1.8インチIDE 「G-Monster-1.8」のファームがモバイルモード社のページからダウンロードできるようになっていることを記事の米欄で教えてもらった。当ラボのX40でファームアップ前後のパフォーマンスに変化があるかどうかを検証してみた。
ファームをアップデートすると、中のデータは消去されてしまうので、事前にバックアップ・ソフトでバックアップを取っておく。
USB外付のフロッピー・ドライブを持っていない場合は、USBメモリからDOSブートする。
ダウンロードしたファームのアーカイブを解凍して起動ディスクに展開しておく。DOSが起動したら、バッチファイルを実行することでファーム更新を行うことができる。
■注意 ・ファームのアップデートは自己責任で行ってください。 ・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。 |
IntelのSSDは「高性能だが高価」というイメージが定着しているが、Intel X25-M のアキバ店頭での価格が32,800円という価格帯まで落ちてきた。
Akiba PC Hotlineの価格推移のグラフを見ると、2008年9月27日に74,800円でアキバ店頭での販売が開始された Intel X25-M は、その後、段階的に価格が下落し、約半年で半額以下の水準まで落ちてきたことになる。ストレージは1年で同じ価格で容量が倍(=1年で同じ容量で半額)といわれるが、競争の激しいMLCのSSDはその倍のペースで価格が下落しているということだ。
タイミングとしては絶妙で、OCZ社のVertexシリーズが人気になり、同じような構成のSSD製品が出揃ってきたタイミングで、この価格帯になるというのは凄いコントロールだと思う。さすがAMDとCPUの激烈な競争を繰り広げているだけあると思う。
そのライバルのVertexシリーズとベンチマーク比較をしてみる。
Intel X25-M 80Gの測定結果 | OCZ Vertex 60Gの測定結果 |
OCZ Vertexの新ファーム(00.P97/1275)が公開された。当ラボでは早速、ファームアップを実行し、ベンチマークを測定した。前回ファーム(00.P97/1199)と「00.P97」というのが同じなのが気になる。
ファームの配布先は以下のスレッドを下の方に進めると「FW1275 now available」というトピックスがある。そこに容量別にダウンロード可能となっている。
・Vertex Firmware Flashing guides. - OCZ Forum
HD Tune Pro 3.50のシーケンシャル・リードの測定結果は次の通り
新ファーム(00.P97/1275) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・リード測定結果 | 前ファーム(00.P97/1197) OCZ Vertex 60Gのシーケンシャル・リード測定結果 |
こ、これは・・・ 凄く安定したきれいな数値出てます (^^;;
サムソンの「PB22-J」ことMMCRE64G5MXP-0VAのアキバ店頭での販売が開始された。
いつもの通り、なべラボでは、ベンチマークと殻割をお届けする。
ライバルのOCZ Vertexシリーズと比較してみることにした。Vertexは今日、新ファーム(1275)が出たばかりだ。SSD市場では、OCZとサムソンが激しく激突しているw
Vertexのレポートは「OCZ Vertexの新ファーム 1275 を検証する」に掲載している。
まずは、CrystalDiskMark2.2のベンチマーク結果を並べてみる。
SAMSUNG PB22-J 64Gの測定結果 | OCZ Vertex 60Gの測定結果(00.P97/1275) |
シーケンシャル・リードとライトは、PB22-Jの圧勝だ。
「SAMSUNG PB22-Jの殻割とベンチマーク」で、一部誤解を与えたかも知れない。 PB22-JはSSDN-S64Bと同じようにプチフリはしない。
もう手に入らない「エロ寒」ことアイオーデータ SSDN-S64B の中身はサムソンのMMCRE64G5MPP-0VAそのものなので、同じサムソンのMLCフラッシュ採用SSDの新旧モデルの比較ということになる。
以下に、HD Tune Pro 3.50によるランダム・ライトのベンチマーク測定結果を並べてみる。
SAMSUNG PB22-J 64G ランダム・ライト測定結果 | アイオーデータ SSDN-S64B ランダム・ライト測定結果 |
PB22-Jの方が、SSDN-S64Bより数倍いい数値が出ている。SSDN-S64Jはこのランダム・ライト性能で「プチフリは起きない」という評価が定着している。だから、PB22-Jでもプチフリは起こらない。 昨日のレポートで「プチフリ?」と書いたのは、プチフリが起こると断定したわけではなく、Vertexに比べ、ランダム・ライト測定で「止まったと感じた」と書いたに過ぎない。
OCZから1.8inchの日立型(44pin IDEタイプ)のSSDが発売された。1.8インチHDDの規格は、東芝型(ZIF/LIFタイプ)とこの日立型(44pin IDEタイプ)の他に東芝独自型の3種類があり、購入の際は注意が必要だ。この日立型を採用しているノートPCで有名なのが、ThinkPad X40シリーズだ。当ラボでは昨年12月末に「ThinkPad X40の内蔵HDDをSSDに交換」の記事で、東芝ZIF/LIFタイプのMtron SSDを変換基板を使ってX40に搭載する手順をレポートした。それから1ヵ月後の今年1月末に「ThinkPad X40のG-Monster-1.8 IDE換装」で、PhotoFast社のG-Monster-1.8"IDE32GB(PF18Z32GSSDIDE)が登場し、直接、X40に装着できるようになったことから人気が出て、当記事にもたくさんのアクセスがあった。OCZのOCZSSDPATA1-32G18はPhotoFast社に続いて第2弾ということになる。だが、某スレでは各サイトの写真から早くもG-Monsterと中身一緒じゃない?と懸念が上げられている。
ノートPCでSSDのベンチマークをとろうとすると、SSDにOSをインストールして起動ドライブとしてしまうため、HD Tune PROなどのベンチマーク・ソフトで、ライトを測定することができない。これはHD Tune PROなどを利用する場合の注意点となっているが、パーティションを設定するとライトの測定ができないのだ。OSだけのパーティションを切っても駄目で、「ディスクの管理」で「初期化」もしくは「初期化できてない」という表示のドライブしか対照にできない。
デスクトップPCなら、別なドライブのXPを起動して、SSDを初期化状態で測定することも可能だが、ノートPCは難しい。USB外付けドライブかUSBブートするしかないが、XPのUSBブートは簡単ではなさそうだ。
そこで、無償配布されているWindows PE 2.0を使い、USBブートして、その上で、各種ベンチを動かすことができるか検証してみた。
1.CrystalDiskMark 2.2
起動できません ><
「IE6」がないと駄目だよ、って怒られます。WindowsPEでFirefoxは動くそうですが、IEは動いたという報告はないです。CrystalDiskInfoも同じエラーでした。
2.HD Tune Pro 3.50
起動できません ><
無反応です。この時点であきらめモード。
3.HD Tach RW
起動できません ><
「XPで起動しろや!おらぁ!」と怒られます。WindowsPEってVistaベースなんですよね。
これじゃ、Windows PEでベンチマーク環境は作れませんでした>< が正しいタイトルだな。
この3日くらい、仕事の合間に、横に置いたThinkPad X40でちょこちょこやってました。うーん、WinPE駄目かなぁ。もし、WinPEの上でこうすればベンチ動くよ!って情報ある方、米欄に凸してください。よろしくです。
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