なべラボ

G-Monster-1.8のファームアップデート

PF18Z32GSSDIDE PhotoFast G-Monster 1.8 IDE SSD ThinkPad X40ThinkPad X40のG-Monster-1.8 IDE換装」で取り上げたPhotoFast社の1.8インチIDE 「G-Monster-1.8」のファームがモバイルモード社のページからダウンロードできるようになっていることを記事の米欄で教えてもらった。当ラボのX40でファームアップ前後のパフォーマンスに変化があるかどうかを検証してみた。
ファームをアップデートすると、中のデータは消去されてしまうので、事前にバックアップ・ソフトでバックアップを取っておく。
USB外付のフロッピー・ドライブを持っていない場合は、USBメモリからDOSブートする。

PF18Z32GSSDIDE PhotoFast G-Monster 1.8 IDE SSD ThinkPad X40ダウンロードしたファームのアーカイブを解凍して起動ディスクに展開しておく。DOSが起動したら、バッチファイルを実行することでファーム更新を行うことができる。

■注意
・ファームのアップデートは自己責任で行ってください。
・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。

CrystalDiskMark2.2の新旧ファームのベンチマーク結果を並べてみる。

G-Monster 1.8 IDE 新ファームG-Monster 1.8 IDE 旧ファーム
新ファーム
G-Monster 1.8 IDE 32Gの測定結果
旧ファーム
G-Monster 1.8 IDE 32Gの測定結果

新旧ファームによる、パフォーマンスの違いは誤差程度しかないようだ。「ThinkPad X40のG-Monster-1.8 IDE換装」で殻割りをして、G-Monster-1.8 IDEのコントローラが、Silicon Motion製コントローラ SM2233Gだとわかっているが、パフォーマンスはSSDのコントローラだけでなく、本体側もPATAのIDEなので、SATAIIの最新SSDに比べれば見劣りするのは仕方ない。それでも1.8インチHDDに比べたらはるかに高速なので快適になる。実際、X40をG-Monster 1.8 IDEを導入した感想は、各操作がスムーズになり、X40が生まれ変わり、常用できるレベルまで復活する。

G-Monster 1.8 IDE 旧ファームどこが変わったのかを調べるために CrystalDiskInfo 2.5.0 RC で調べてみた。
ファームアップ前のバージョンは「2008-12-」で、転送モードが「Ultra DMA/133」となっている。S.M.A.R.T.情報は一切表示されない状態だ。

G-Monster 1.8 IDE 新ファームこれに対し、新ファームは「20090206」となり、転送モードが「Ultra DMA/100」になってしまっている? DMA/133で何か問題があったのだろうか? また、値は全て0だが、S.M.A.R.T.情報が表示されるようになった。

ファームアップにより、他の環境で安定する変更が行われたのかも知れないが、Vertexのファームアップのようにパフォーマンスが上がるようなことがないのが、少し残念だった。

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