なべラボ

そろそろCore i7にしてもいいんじゃないか?

Intel Core i7ここ1か月ほど、VMwareの環境を使って実験・検証を繰り返している。やはり、VMware ESXiで作る仮想環境は便利だ。嬉しいことに Intel Core i7の周辺価格が下落してきたので、いよいよCore i7を導入し、強力なCPUパワーを存分に使うことができている。
Core2とCore i7では、CPUだけでなく、マザーボード、メモリの他、CPUクーラーなども対応品にする必要がある。アキバで発売されたばかりの頃は、いまいち高値であることから手を出して来なかったが、4月くらいから値頃感のある価格帯になってきたと思う。
Core i7の最下位モデルである「i7-920」は、アキバ店頭の最低価格が(2009年5月現在)¥28,000くらいだ。
<追記>CPUクーラーはCPUに付属してくるという指摘があるが、当ラボでは付属品は一切使っていない。熱対策+省電力のために、12cmの静音ファンを使った大型クーラーを採用している。

LGA1366 ASUS P6TLGA1366のマザーボードは、当初3万以上で高価だったが、現在はASUSのP6Tが¥24,000ほどで手に入るようになった。2万円を切るLGA1366マザーも登場している。
しかしそれ以上に、そろそろいいんじゃね?と思った一番の要因はメモリだ。LGA1366マザーではDDR2メモリより高速で割高なDDR3メモリを用意する必要があるのだが、2009年5月現在、アキバ店頭ではDDR3-1333(PC3-10600)の2GB×3枚組セットが¥6,980(ソフマップ)となっている。ASUS P6TならDIMMスロットは6あるので、12GBを実装することができ、12GBのメモリが¥14,000程度で済んでしまう。12GBで¥14,000だよ(大事なところだから、繰り返しました^^ ) CPU、マザボなど全部トータルでも7万円を切ってしまう。(電源などは使いまわし、当ラボではケースにも入れていない^^ )
面白いことに、本来下位のDDR3-1066(PC3-8500)よりもDDR3-1333の方が安くなっているのだ。これは、Corei7深夜販売の時のセンチュリーのレポートが影響しているのかも知れない。当ラボでは、DDR3の1066と1333のCLの違いによる速度差はそれほど大きくはないと判断し、格安な1333を迷わず購入している。

Core i7自体も仮想OS対応が進み、Hyper-thread Technologyで8スレッド実行できる。7万円で8スレッド12GB、これは仮想化野郎にはたまらない魅力だ。
VMware ESXiを実行してみると、Hyper-threadが有効になり、論理プロセッサが8個となっているのが確認できる。最近の実験ではハイビジョン系のエンコードを繰り返しているが、Core2 Quad Q6600と比較して各段にパフォーマンスが上がっている。
Core i7 VMware ESXi

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