なべラボ

VAIO XにWindows7のクリーン・インストール失敗

Windows7の同期センターが凄く便利だという記事を書きたいんだが、そのためにはプリインストールされたWindows7 Home Premiumでは駄目で、Professional以上にする必要がある。そこで手元にあったUltimateのクリーン・インストールを試みた。結果は失敗! 結局、Windows Anytime Upgradeパック(Home PremiumからProfessional)を選択するしか方法がなかった。今回はその顛末記を書かせていただく。^^;

クリーン・インストールだけでなく、リカバリーを3回くらいやり直して試行錯誤した結果なので、同じ目に会わないためには意味のあるレポートになると思うw

まずは外付けDVDドライブを付けてリカバリーディスクを作成しておく。これはOS入れ替えなどをやる・やらないに限らず購入時に必ず作成しておくことをお薦めする。外付けDVDドライブは純正品でなくてかまわない、バッファローのUSB外付けポータブルDVDドライブ「DVSM-PN58U2V」あたりが定番だと思う。(2010年3月現在で5,680円とリーズナブルだ)

リカバリー・ディスクの作成をしたあとは、USBメモリなどに C:\Windows\Drivers 以下をディレクトリ毎コピーしておく。とりあえず必要なドライバはここにある。

Windows7 Ultimateのクリーン・インストールは、USB外付けDVDドライブにメディアを入れて、電源投入後、F11キーを何度か押すと、DVDからブートできる。(このF11キーを忘れて、ググったら当ブログの過去記事がヒットしたのは笑えた^^; ) インストール自体はすんなり終了するので、Drivers以下をバックアップしたUSBメモリを接続し、念のため C:\TEMP あたりにコピーして、順次実行していく。ローカルにコピーするのは、チップセット・ドライバのインストールをUSBメモリ上でやると途中でUSBメモリが見えなくなる不具合が起こる場合があるからだ。 いちいち再起動はせずに、何回にまとめてでいいだろう。

ドコモWANとSONY Smart Networkを使わないのであれば上記クリーン・インストールで快適に使えるのかもしれない。しかし、ドコモWANを使う場合は、ドコモ・コネクションマネージャーとSONY Smart Networkが必須なのだ。まず、SONY Smart NetworkでドコモWANのデバイスをONにした状態でないと、ドコモ・コネクションマネージャーは起動できない。

その他のSONYアプリも含めて、リカバリDVDから抜き出すツールが公開されているが、2010年3月現在でVAIO XのリカバリDVDに対応していない。どのツールでやっても抜き出しに失敗するのだ。

そこで、VAIO type PのリカバリDVDを持っていた(VAIO type Pは2回購入している^^; )ので、こちらから旧バージョンのSONYアプリをVAIO Xにインストしていった。これでうまくいった!と思っていたら、肝心のSONY Smart Networkが内蔵デバイスをうまく認識してくれない orz

この時点で、クリーン・インストールをあきらめて、Windows Anytime Upgradeパックを適用し、Home PremiumからProfessionalにアップグレードすることにした。リンク先のアマゾンなら2010年3月現時点で9,280円と他よりは割安だ。プリインストのWindows7では使えない機能を使うためだからとはいえ余計な出費は痛い^^;

内蔵SSDのリカバリ領域を消してなかった(推奨^^;)ので、高速にリカバリを行うことができ、Windows Anytime Upgradeパックを適用し、めでたくWindows7 Professionalにできたのだが、同期まわりをいろいろイジってから、前回のブログに書いたように最新版のドコモ・コネクションマネージャーをインストしようとしたら、インストーラのバグでどうしてもインストできない^^;;; 再度のリカバリを行って、先にドコモ・コネクションマネージャーをアップデートしておくことにして、再度、Windows Anytime Upgradeパックの適用をやり直した。これでどうにか同期マネージャーが使える状態にすることができた。(疲れた・・・)

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