なべラボ

ポート・マルチプライヤで大容量ストレージを構築する(2)

ポート・マルチプライヤで大容量ストレージを構築する(1) の続きです。

RocketRAID 2310 PMPセンチュリーのSATAボックスですが、SATA2ディスクを4台収容でき、専用電源内蔵で、空冷ファン内蔵なので、eSATA-SATAケーブルで、RR2310などのPMP対応RAIDカードに接続すれば、大容量ストレージがスマートに増設できます。

普通はそのまま使用して問題はないと思われますが、少し音が気になったのと、もっとガンガンにHDDを冷やしたいという当ラボの要求があり、若干の改造をしております。



メーカー: センチュリー
商品名: ドライブドアSATAボックスレイド
型番: EX35PM4B-PE


RocketRAID 2310 PMPRocketRAID 2310 PMP

RocketRAID 2310 PMP(写真左)まずは裏側のネジ3個を外し、外側の金属ケースを外してしまいます。表のプラスチックのフタも力を入れて反らせれば簡単に外せます。

(写真左下)次に内蔵ファンを外してしまいます。

(写真右下)内蔵ファンのケーブルは基板につながっているのでコネクタをピンセットなどで外します。

RocketRAID 2310 PMPRocketRAID 2310 PMP

RocketRAID 2310 PMP12cmの静音ファンを買ってきました。元のファンと比べると大きさの違いがわかります。

でも、こんなデカいファンは内蔵できないですよね?

大丈夫。マジックテープをチョキチョキハサミで適当な大きさに切り、SATAボックスの前面に貼り付けちゃいました(笑)
これが結構便利で、ファンを取り外してHDDの抜き差しも行えますし、振動を吸収してノイズの発生を抑制してくれている?らしいです。

RocketRAID 2310 PMPRocketRAID 2310 PMP

RocketRAID 2310 PMPSATAディスクをこのようにケースのレールにそって入れていきます。

今回、HDDはWesternDigitalの1TBディスクです。1TBもついに1万円を割り込んできました。HDDは保証の際の識別ができるようにテプラを貼っておきます。当ラボにはいったい何台のディスクがあるんでしょうか?

RocketRAID 2310 PMP電源を入れるとこのように青く光輝き、大量の風をHDDと電源にあててくれます。外側のケースがあるのとないのとでHDDの温度をモニタして、外側ケースがないほうが温度が低かったので外してあります。底にはクッション材で振動を吸収するようにしています。

隣は今までメインに使っていた同じSATAボックスです。500GB HDD 4台でRAID-10を組み、1TBのストレージとして使っていました。

RocketRAID 2310 PMPその下にはさらに2個のSATAボックスがあります。こちらは2個とも同じストレージ・サーバに接続しており、RR2310で500GB HDD 8個でRAID-10、計2TBのストレージを構成しています。
さらにその横に2個、SATAボックスが電源OFFの状態で置いてあります。つまり当ラボには、合計6個のSATAボックスがあることになります。 電源を入れていないのはバックアップ用です。500GB HDD 4台でRAID-5、計1.5TBのストレージとして使っています。常用する場合は、書き込みのパフォーマンスが大事なのでRAID-10ですが、バックアップ用は容量コスト・パフォーマンスが大事なので、RAID-5としています。

RocketRAID 2310 PMP以前、スタッフが「センチュリーのSATAボックスは成長しますよ」と言っていたが、その通り、にょきにょきと成長し、こんな幹になりました。


RocketRAID 2310 PMP

メーカー: センチュリー
商品名: ドライブドアSATAボックスレイド
型番: EX35PM4B-PE

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