インストール作業は高速化のためにDVDドライブからDVDメディアで行った。ThinkPad X31は、USB接続のDVDドライブからインストールができる。WindowsXPの導入で気をつけないといけないのは、ノートPCがDVDドライブに対応していなかったり、SP2以前のメディアでは、USBのCD-ROMドライブやDVDドライブを途中で認識できなくなる場合がある。あとのアップデートも手間が減るので、インストールには、SP2以降のメディアを使うようにしたい。
SSDの高速化も相まって、インストール自体凄いスピードで進む。

WindowsXPをインストールした後には、各デバイスのドライバを導入する。LenovoのX31のページからダウンロードしてくる。

■ソフトウェアとデバイスドライバーのダウンロード・ファイル一覧 - ThinkPad X31
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd03.nsf/jtechinfo/SYJ0-01BEBB6

まずは、VGAドライバから導入していきます。X31/X32は、ATI Mobility RADEON/FireGLのディスプレイ・ドライバーをインストールします。Lenovoのサイトからダウンロードしたファイルを実行すると、\WIN\DISPLAY\というディレクトリが作成され、そこのSetup.exeを実行するとドライバが導入できます。

ネットワーク・ドライバは、INFファイルが解凍されるので、不明なデバイスのネットワーク・デバイスでドライバの更新を行い、INFファイルを展開したディレクトリを指定します。

Intel チップセット・サポート 2を導入するときは、USBメモリなどから実行せず、ローカル・ディスクに展開された状態で実行するようにしてください。途中で見えなくなり、不具合になります。

最後まで残る「不明なデバイス」は省電力設定でACPIドライバを導入すれば消えます。


BIOSアップデート・プログラムは、ACアダプタを接続し、バッテリーが充電されている状態で実行します。困るのは、バッテリーが充電済みでないと怒られて先に進みません。中古品の場合、バッテリーが欠品だったりしますので気をつけたいですね。

SSDのベンチマークとしてCrystalDiskMarkを実行した。他のサイトの結果に比べて低いような気がする。

現時点ではMLCの低価格SSDとしてはこのぐらいのベンチマークは平均的だ。2.5inchの遅いHDDに比べ、起動、スタンバイからの復帰、アプリ立ち上げなどが高速化され、HDDの動作音がなく、静音性が向上し、WindowsXPの使用感はかなり改善される。
しかし、現在、MLCのSSDは、プチ・フリーズ（プチフリ問題）という爆弾を抱えており、手放しでオススメできないのが残念だ。今回、プチフリ問題はあってもIDE-SSDで1万円を切る価格と、SSDによるメリットが絶大であることから、レポートを掲載した。

今回導入したTS32GSSD25-MはAmazonなどでかなり安く手に入る。なべはAmazonプライムサービスのお試しに申込をして、送料無料で翌日に届いた。

Transcend 32GB SSD TS32GSSD25-M

Transcend 64GB SSD TS64GSSD25-M

メモリについても以下のリストを紹介する。

PC2100 SO-DIMM 格安リスト検索

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