なべラボ

PSPが山積み販売中!

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昨年12月12日にSONYのプレーステーション・ポータブル(PSP)が発売されたときは朝からヨドバシカメラ上野店に並んだ。新宿などでは1000人以上が数時間並んだそうだが、上野店では朝1時間並んだだけで買うことができた。買ってすぐに嫁さんにとられてしまい、もう1台を買おうと毎日、ヨドバシカメラや秋葉原のショップに顔を出していたのだがずっと品切れ中で予約受付もしてくれなかった。店員さんに聞くと、一週間に一度くらい少量入荷しているがすぐに売れてしまう。次にいつくるか全然わからないと言っていた。特に土日は毎朝開店時間に行って、見事に玉砕していた。PSPがないからとニンテンドーDSを買っていく人が相当いた。ところが年末の雪の日、ふと新宿TSUTAYAに行ったときに聞いてみたら「ございますよぉ~」ということでやっと2台目をGETできた!やっと手に入ったよ~、と凄く嬉しかった。(^^)
1台目はUMBカバーやバッテリカバーと本体の間に緩みがあり、ガタがきていたのだが、2台目はしっかりしていた。

DSCF1611.JPG東京がそんな状態なのに正月に新潟に行ったら新潟駅のヨドバシカメラではPSPが山積みになっていた。新潟ではダブついているそうだ。なんでやねん!
PSPはPS2クラスのゲームをどこでもできるのが凄い。どう見ても5万円くらいの機械だ。動画再生できる携帯プレイヤーが5万円くらいだし。携帯電話もそのぐらいしているのがキャリアとメーカと販売店の仕組みの中で2万くらいで売っている。ソニーは同じモデルを携帯ゲームに持ち込み、今までの携帯ゲームと次元の違う高品質なグラフィックと高度なゲーム内容で圧倒してPS2の時と同じように任天堂を撃墜したい考えなのだと思う。

DSCF1612.JPG新メディアのUMDも戦略的なデバイスだ。汎用の書き込みメディアにしなかった、したくなかったことで専用メディアでうまくいったPS2のモデルをなぞりたいようだ。今後は映画や映像、音楽のプレイヤーとしてAppleのiPodの進化系とぶつかろうという考えなのだろう。魅力的なコンテンツがソニー一社でカバーできるのかどうかは疑問だ。
無線LANを標準装備しているのも凄い。パソコン用ゲームも家庭用ゲームもブロードバンドで常時接続し、複数対戦で遊ぶスタイルが主流となってきている。これはいろんな要素があると思うけど、PSPはいいとこ取りをしようとしているようだ。本体のファームウェアなどのダウンロード・アップロードができ、アドホック・モードでPSP同士だけでも16人まで同時対戦できる。「リッジレーサー」を新幹線の中で対戦プレイしてみたが本当に普通に対戦できてしまった。本体だけでなくソフトも買わなくてはいけないのがユーザとしては辛い。凄いセールスになると思う。

他にもMemoryStick Duoの512MBが売れているというし、SONYとしてはPSXでの失敗を取り返す起死回生の一手であることは間違いない。
気になる点としては、電池の残り残量が確認しにくい、ゲーム中に突然動作がおかしくなり、電池残量だったりする。それに数時間使っていると本体内が熱くなるせいかゲームが不安定になるようだ。
個別のゲームだと、「METAL GEAR AC!D」ではSAVEするといちいちオープニング画面に戻ってコンティニューをしなくてはいけないのがかったるいし、SAVEしたポイントから再現する方法がわからない。「真・三国無双」は嫁さんによると、決まったパターンで自分の動きが遅くなるバグがあるようだ。
こんなにゲームをやったのは久しぶりだ。年末年始の移動時間などの時間をつぶすのにちょうど良かった。ネット対戦のゲームなどが出てきてほしいと思う。

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