なべラボ

VAIO PCG-SR9GのHDD換装

P1020696a.JPGSONYのVAIOノート「PCG-9G/K」のHDD交換を行ったときのメモ。
PCG-SR9Gは、1.36kgでとてもスタイリッシュなノートPCだった。今でも手に持つといい感じがする。が、しかし、有線LANも無線LANもないので、USBかPCMCIAカードで増設するしかない。ネット時代の今となっては少し不便なノートPCとなってしまったのだ。

■SONY VAIO PCG-9G/K スペック
CPU: Mobile PentiumIII 700MHz
RAM: 128MB(MAX:256MB)
HDD: 20GB
OS: Windows2000 Professional


■注意
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・このブログ記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は、なべラボ、および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。

P1020706a.JPGPCG-SR9シリーズのハードディスク交換は比較的簡単だ。ACアダプタとバッテリーを取り外し、裏返して左の写真の手前、計6個のネジを外す。丁寧に矢印が描かれていてわかりやすい。ネジのサイズも同じ。<写真をクリックすると拡大されます。>

P1020709a.jpg表返して液晶部を開いて持ち上げるとパームレスト部分が外れる。本体とフィルムケーブルでつながっているので注意する。<写真の青丸の部分>
ハードディスクは2.5inch 9mm厚のATAのディスクが搭載されている。今回は日立HGSの20GBのディスクに換装した。写真の赤丸のネジとコネクタで取りはずしができる。

P1020703.JPGHDDの横にはメモリスロットがある。上部のDIMMが標準搭載の128MBで、下部が増設したメルコの128MB。メモリはPC100の144pin MicroDIMMスロット仕様。
PCG-SR9関連の話題でググったいくつかのサイトで、メモリ交換の不具合が記載されていた。チップのビット数や個数などの他、相性問題などが起こっているようだった。

P1020713a.jpgパームレストを元に戻して、裏返して6本のネジを止め、電源を入れると、換装したHDDにはCentOS4.4が入っていたので無事GNOMEが立ち上がった。
しかし、メモリが最大搭載量の256MB載っているのに、SWAPを使っていることからXでGNOMEには少し厳しいようだ。XPも256MBでは厳しいので、もともとのOSのWindows2000が妥当なのかも知れない。

オチとしては、このPCG-SR9GはPCMCIAカード・スロットが故障していて使えない。だからネット接続やCD-ROMドライブの拡張はUSBしかなく不便だったことを思い出した。

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