なべラボ

アキバ中古市場でのThinkPad X31の現状

IBM ThinkPad X312008年10月現在、アキバの中古市場でThinkPad X31が人気だ。ETSではWindowsXPの正規ライセンス付き、保証付きで34,800円くらいだった。先月はインバースに15,000円台でジャンクが入荷したという情報もある。

後継モデルのX32はまだまだ中古市場で高いし、数も少ない。X40は内蔵HDDが1.8inchということで敬遠されているので、PentiumM 1GHz以上でWindowsXPが普通に使える手堅いノートPCということで人気になっているようだ。このブログでもThinkPad X31の記事がアクセス・ランキングのトップとなっている。

今回は中古ジャンクノートとしてのX31の現状をレポートします。完全品でない、いわゆるジャンク・ノートでWindowsXPを利用する場合、まずはHDDと搭載メモリをチェックしたい。

IBM ThinkPad X31ジャンクだとどちらもない場合が多いが、HDDマウンタがないとYahoo!オークションなどで手に入れるしかないので付いていたほうがいい。ちなみにYahoo!オークションでは1500円前後で手に入る。中古ジャンクノート業者がほぼ毎日出品しているので比較的手に入りやすい。
メモリもWindowsXPなら512MBとか1GB欲しいところだが、X31はメモリ・スロットが2つなので、できることなら空き状況を確認したほうが望ましい。例えば512MB搭載として売っていた場合、自分が1GBで使いたいなら、512MBは通常、安い256MBを2枚搭載して販売しているので、空きスロットがなく、2枚とも買いなおすことになる。だからメモリ搭載していない方が安いならそっちを選択する方が良かったりする場合があるのだ。PC2100/DDR266のSODIMMはアキバで比較的手に入りやすく非常に安くなっている。

X31でHDDが載っていない場合、今だとSSDを検討する人もいるかも知れないが、筆者としてはオススメできない。X31の場合、IDE接続なので最近価格が急激に下がってきたSSDはSATA接続であること、SSDのIDE接続版はそれほど価格が下がっているわけではないことから、コストメリットがないのだ。1万円台で32GBの製品もあるにはあるが、kakaku.comなどでも「遅い」「壊れる」と非常に評判が悪い。遅いし壊れるでは、HDDの代わりにSSDを採用するメリットがまったくない。だったら、1万円もしない高速な大容量2.5inch HDDを搭載したほうがいいと思う。

以下のエントリにSSD換装と、WindowsXPのクリーン・インストールについて掲載しました。
・ThinkPad X31のSSD換装ベンチマーク

IBM ThinkPad X31ジャンク・ノートだと、ACアダプタが付属しない場合が多いが、ThinkPadの場合、ACアダプタも手に入りやすい。ACアダプタといえば、インバースだが、QCPASSでも1500~1700円で手に入る。16Vの3.5Aが定格だが、16Vの4.5Aなどの容量が大きいACアダプタが安くオススメだ。アキバだと九十九の中古店で980円くらいでかなり在庫もあったと思う。ここが最安値じゃないだろうか?

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