店頭でX01HTに触れたときに一番気に入ったのは、スタンバイモードのボタンが右側面のちょうど親指で押しやすい位置についていることだった。一瞬でスタンバイモードに移行できるので、ちょっとメールをチェックしてすぐにスタンバイにしてしまうことができる。
こんな簡単なことがW-ZERO3ではできなかった。しばらくほっておけば自動的にスタンバイ状態になるのだけど、電池食いのPDAなのだから少しでも電源を節約したいと思うのが普通で、強制的にスタンバイにしたければアプリをインストールするしかなかったのだ。しかもこのアプリを使うと動作的にやや不安定になり、ハングアップすることが何度もあった。一度、ハングアップすると裏蓋を開けてリセットボタンを押すしかなく、かなり面倒だった。こんなことが何度か続くと「使えない」と持ち歩きも面倒になってしまった。高い金を出して買ったのにもったいないと悔しく思っていたのだ。
だからソフトバンクのX01HTのスタンバイモードが嬉しく一番のポイントになったのだ。