なべラボ

ASUS P5LD2導入記2

P1000190.JPG前回紹介したPentiumD対応マザーボード「ASUS P5LD2」で構築したM51のケースを開けるとCPUまわり、電源まわりに熱がこもっている感じがしていた。そこで、3連ファンを5インチベイに取り付けて吸気を強化してみることにした。
M51-01.jpg結果は、それまで57~59度あったCPU温度が53度にまで下がった。ただし、なぜかマザーボード温度は39度から41度に上昇している。う~ん、とりあえず、背面の排気に手を当てると静音ファン独特の弱~い生暖かい風を感じた。静音ファンだと風量の点ではそれほどでもないことから吸気、排気を強化すればどうかと考え、ADDA社製の80mm角、回転数:4200rpmの超高速ファンに変更してみた。
M51-02.jpg交換後は、CPU温度はあまり変わらないがマザーボード温度が34~35度とグっと下がった。ケース下方の吸気ファンがCHASSIS1、後方上部がPOWER、後方下方がCHASSIS2の値となっている。
P1000188.JPGケース後ろの排気口に手をあててみると、静音ファンのときに比べてかなり強い排気を確認できた。ここでマザーボード温度について考えると気になってくるのが上位の「ASUS P5LD2 DELUXE」の存在だ。ほとんど同じ構成で5000円ほどの価格差があったので普及バージョンを購入してしまったが、上位バージョンではマザーボード自体の部品配置がまったく違く「裏面全体で放熱を行うSTACK COOL2」が省かれているというのだ。こ、これは気になる。(^^;;;
それにしても高速ファンに交換したらかなりうるさい(^^; この程度の温度差なら問題ないはずなので静音ファンに戻したくなってきている。いくら仕事部屋とはいえ、これは精神的によくない(苦笑) いったん静音を知ってしまうと感覚的なところに訴えるものがあることがよくわかった。
P1000187.JPGこのM51は、カノープスのMTVX2005HFを搭載し、ビデオサーバとして稼動を始めた。当初は、安定稼動しているかに思われたが、数日使っていると、録画が異常終了するようになっていることがわかった。ログを見ると「録画処理でエラーが発生しました。結果 -- ファイルへの書き込みが間に合わなくなりました。」と、録画用のハードディスクへの書き込みがトラブっているようだ。Windowsのイベントログで「iteatapiエラー」が残っていたので、ITE 8211が原因でDISKエラーが発生していたのだ。インストール時もトラブってくれた赤いIDEコネクタのITE 8211だが、これは使わないほうが無難? 幸いDVDドライブを1台減らしていたので、ICH-7のIDEに接続を変えたところ、やはりDISKエラーは出なくなり、録画の異常終了もなくなった。
苦労したおかげでかなり安定したビデオサーバが稼動している。残る問題は、Marvellチップの1000BASE-TのLANポートが数時間で使えなくことだけだ。

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