なべラボ

格安でデュアルコアを実現するPentiumDは「買い」だ!

DSCF1747.JPG先週末のアキバはついに発売開始されたデュアルコアCPU「Pentium D」で話題騒然だった。はじめは「AMDの方が本当のデュアルコアなんだろ」とか「ただ2つのコアをパッケージしただけじゃん」と馬鹿にしていた。しかし秋葉原での実売価格を見てみると2万8千円台なのだ。これはデュアルコアとしては安いんじゃない?と急に興味が沸いてきた。Hyper-Threading Technologyを搭載していないとはいえ、ソフトで2つのCPUに見せるのと違い、本当に2つのCPUコアが搭載されているんだからパフォーマンス的に期待できるだろう。

それにCPUパフォーマンスを必要とする事情があった。最近のTV録画では「BUFFALO PC-MV7DX/PCI」でWindows Media 9形式で録画することが多いのだけど、このビデオキャプチャーカードにはMPEG-4のハードウェアエンコードチップが搭載されているにも関わらず、Windows Media形式のリアルタイム録画ではCPUをがんがん使ってしまうのだ。このことはまた別な記事に書くことにしよう。とにかくTV録画のMPEG-4エンコードのためにCPUパワーが必要になっていたのだ。(^^;) 我が家のリビングで3年前からデンと居座っているHOME9は遅いPentium4、遅いHDD、カノープス MTV2200という組み合わせで毎日毎日頑張ってたのだが、先日、PC-MV7DX/PCIを使い始めたとたん非力さを露呈してしまったのだった。CPU使用率100%張り付きでしかもコマ落ちバンバン。同じキャプチャカード、同じパラメータで会社のAMD64機では問題なく(CPU使用率60%以上だけど)使えていたんだからこれでは使い物にならない。そこでこの際、発売されたばかりのPentiumDと対応マザーボードに入れ替えよう!と思い立ったのだった。人柱の本領発揮だ。(^^;)
M45-01.png時間がないので先に結論だけ書いておくと、PentiumDの効果は絶大だった!CPU負荷は30%台で安定している!マルチメディアに強いPentiumDと言えそうだ。だったらもっとパッケージ凝ればいいのに、、、なんかとって付けたような「D」が貧弱だ。。。

インテルは価格戦略に打って出たものと思われる。性能的に先を行っていたAMDには追いつけない、しかし、デュアルコアを統合したAMDと単に2つのコアを乗せただけのインテルの違いは価格差ほどは出ない。デュアルコアなのに1CPUと変わらない価格を打ち出したインテルはある意味エライ! この先、ベンチマークとかバンバン出て、性能差がそれほどないとわかればAMDに行くかどうか。。。対応マザーボードとDDR2メモリをあわせても5万円くらいで収まってしまう。これは「買い」でしょう!
DDR2メモリはデュアルチャネルなので2枚ずつ買うのでいいんだよな (^^;) イマイチ自信がない。それにしても速度に拘らなければDDR2メモリも安くなっている。特にDDR2-533の512MBは最安値で3千円台だ。今回は512MB程度でいいので相性問題を多少気にしてTSUKUMO.eXでSamson製の256MBを2枚購入した。

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