SSDN-S64B アーカイブ ツイート
先週の「今日の一言」で、特価SSDが買えなかったと騒いだ「アイ・オー・データ SSDN-S64B」だが、ようやくアキバ店頭で手に入れることができた。 記事が掲載された日に忙しくてアキバに行けず、翌日行ってみたら、午前中に完売だった・・・。とても悔しかったことを覚えている。
しかし、このSSDN-S64Bだが、なんでこんなに人気なんだろう?と不思議だった。当初は、64GBが9,980円、128GBが17,980円という格安だから?と思ったのだが・・・。
実際、見てみたら、何これ、サムソンのMMCRE64G5MPP-0VAそのものじゃん (^^;)
市場でもっと高いものが、この価格で出てきたら即買いは当たり前だなw
・・・で、当然、殻割でしょう!w
話題のOCZ Vertexシリーズと「エロ寒」ことアイオーデータ SSDN-S64Bのベンチマーク比較を行うことにした。
その前に某巨大掲示板で「OCZ Vertexの殻割とベンチマーク」のVertexのベンチはAHCIモードで取ったのか?との指摘を受けたので、Vista入れてAHCIで測定環境組みなおした。同様のツッコミを避けるために今後の測定はVista環境で取ることにした。(XPでAHCIにすればいいじゃんというのは測定環境としてはどうかなーと思ったので、いっそのことVistaにしたよ)
Vista AHCIモード OCZ Vertex 60Gの測定結果 | XP IDEモード OCZ Vertex 60Gの測定結果 |
数%でも上がることを期待したが、少し下がった (´・ω・`) まぁ、このぐらいは誤差なので気にしないことにした。
OCZ Vertexシリーズとアイオーデータ SSDN-S64BのHD Tune Pro 3.50のシーケンシャル・リードの比較結果は以下の通り
Vista AHCIモード シーケンシャル・リード OCZ Vertex 60G | Vista AHCIモード シーケンシャル・リード SSDN-S64B |
測定環境は以下の通り
・CPU: Intel Core2 Duo E6750 (2.66GHz)
・RAM: 8GB (2GBx4/DDR2-800)
・M/B: ASUStek P5K-VM (LGA775/G33)
・OS: Windows Vista Ultimate 32bit SP1
PROMISE SuperTrak EX4350は、SATAIIポート 4本のPCI Express x4対応のRAIDカードだ。最新ファームはRAID 6にも対応しているようだが、今回はSSD 4台のパフォーマンスをチェックしてみる。
SSDは某掲示板で祭になったアイオーデータのSSDN-S64Bだ。
スレの情報のおかげで格安SSDを追加ゲットできた。本当にオマイラに感謝している。ここはベンチでもとって還元したいと思う。
「SuperTrak EX4350とSSDN-S64B 4台でRAID-0ベンチマーク」に続き、今度は、HighPointのRocketRAID 2310(以下、RR2310)に「エロ寒」ことアイオーデータのSSDN-S64Bを4台接続し、RAID-0(ストライピング)のベンチマーク測定を行った。
CrystalDiskMark2.2のベンチマーク結果をSuperTrak EX4350の測定結果と並べてみる。シーケンシャル・リードは291.6MB/sとEX4350の331.8MB/sより低い数値となっている。EX4350は64MBキャッシュを搭載し、RR2310とは価格差で3倍の開きがあることを考えると、RR2310は健闘しているのではないかと思う。驚くのは、シーケンシャル・ライトだ。278.3MB/sというのは測定間違いじゃないか?と何度か取り直したが、同等の数値が測定できた。 ランダム・アクセス性能は、RR2310がリード 20.69MB/s、ライト 6.803MB/s、EX4350のリード 7.897MB/s、ライト 16.70MB/sと、リードとライト性能が逆転している。RR2310の数値は納得できる性能で、EX4350の逆転にはあまり納得していない。
RocketRAID 2310 + SSDN-S60B x4 RAID-0の測定結果(100M) | SuperTrak EX4350 + SSDN-S60B x4 RAID-0の測定結果(100M) |
ディスク情報ツールであるCrystalDiskInfo がバージョンアップし、 2.5.0 RC版がリリースされていた。
左は、エロ寒こと「SSDN-S64B」の情報だ。以前のバージョンと変わらない。SSDのS.M.A.R.T.情報はアテにはならないので参考程度にしかならないのだが、どんな値があるのかは興味深い。下の結果は話題のOCZ Vertexの情報だ。以前のバージョンだと警告で真っ赤だったものが、表示が随分変わっている。「注意」と判断する基準をカスタマイズできるようになったそうなので、カスタマイズすれば正常にできるのだろう。
リリース文の中に「今まで見えなかった外付けディスクが見えるようになったかも!? レポートお待ちしています。」とあったので、RAIDカードにより作成されたドライブが見えるようになるかも!?と期待して試してみた。何枚かのRAIDカードで試したが、残念ながらRAIDカードにより作成されたドライブを認識することはできなかった。RAIDカード付属のツールで確認してもSSDの場合、S.M.A.R.T.でまともな値がとれないので仕方がない。
<追記> RC版ということで、作者によると年度内の正規版リリースを目指しているそうだ。この機会に、手持ちのHDDやSSDの情報と取ってみてはどうだろう? 不具合があれば、作者のページに報告しよう。
<追記> 3/20 2.5.0がリリースされていました。
「SAMSUNG PB22-Jの殻割とベンチマーク」で、一部誤解を与えたかも知れない。 PB22-JはSSDN-S64Bと同じようにプチフリはしない。
もう手に入らない「エロ寒」ことアイオーデータ SSDN-S64B の中身はサムソンのMMCRE64G5MPP-0VAそのものなので、同じサムソンのMLCフラッシュ採用SSDの新旧モデルの比較ということになる。
以下に、HD Tune Pro 3.50によるランダム・ライトのベンチマーク測定結果を並べてみる。
SAMSUNG PB22-J 64G ランダム・ライト測定結果 | アイオーデータ SSDN-S64B ランダム・ライト測定結果 |
PB22-Jの方が、SSDN-S64Bより数倍いい数値が出ている。SSDN-S64Jはこのランダム・ライト性能で「プチフリは起きない」という評価が定着している。だから、PB22-Jでもプチフリは起こらない。 昨日のレポートで「プチフリ?」と書いたのは、プチフリが起こると断定したわけではなく、Vertexに比べ、ランダム・ライト測定で「止まったと感じた」と書いたに過ぎない。
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