X25-M アーカイブ ツイート
IntelのSSDは「高性能だが高価」というイメージが定着しているが、Intel X25-M のアキバ店頭での価格が32,800円という価格帯まで落ちてきた。
Akiba PC Hotlineの価格推移のグラフを見ると、2008年9月27日に74,800円でアキバ店頭での販売が開始された Intel X25-M は、その後、段階的に価格が下落し、約半年で半額以下の水準まで落ちてきたことになる。ストレージは1年で同じ価格で容量が倍(=1年で同じ容量で半額)といわれるが、競争の激しいMLCのSSDはその倍のペースで価格が下落しているということだ。
タイミングとしては絶妙で、OCZ社のVertexシリーズが人気になり、同じような構成のSSD製品が出揃ってきたタイミングで、この価格帯になるというのは凄いコントロールだと思う。さすがAMDとCPUの激烈な競争を繰り広げているだけあると思う。
そのライバルのVertexシリーズとベンチマーク比較をしてみる。
Intel X25-M 80Gの測定結果 | OCZ Vertex 60Gの測定結果 |
IntelのMLC SSDである「X25-M」シリーズの新ファームが公開されている。なべラボでは公開直後から、ファーム・アップデートの「準備」を始めた。すなわち、システムのバックアップを取り、「時間が経つと劣化する」というベンチマーク結果を取り、ファーム更新での測定結果と比較するためだ。ところが、以前の記事を書いてから1か月も経っておらず、性能がそれほど落ちていなかったので、各種ベンチマークでイジめ抜いたりしていて結構、時間がかかった。結果はこのあと紹介していくが、それほど性能ダウンはなく、「X25-Mは劣化する」と言われ続け、怖くて全領域系のベンチを避けたりしていたが、なんだ、ガンガン使っても大丈夫だったのかと、さすがのIntel!と思った、そんな時が僕にもありました。AA略
ファームアップ方法は、OCZのVertexと比べると非常に楽で、Intelのダウンロード・ページから小さいISOファイルをダウンロードし、CD-Rにブート可能な状態に焼きこみをする。このメディアからブートすれば、パーティション、ファイルなどのデータを残したまま、ファームアップが可能だった。ブートすると、FreeDOS上でツールが自動起動し、質問には基本”Y”と答えていけばすんなり終わる。
「AHCIモードからIDEモードに変更しなくてはいけない」という趣旨の書き込みがあったが、なべの環境ではAHCIモードのまま無事にアップデートできた。
全然更新ができなかったのは新型PS3のせいではなく、本業の業務が忙しかったせいだ^^;
それはそれとして、Windows7はベータ版やRC版で散々インストールをしたのだが、業務環境となるとVista SP2 32bitを使い続けていた。
Vertexのファームアップ後、ATA8-ACSとTrimに対応している |
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